2023年3月のFX　～シリコンバレー銀行破綻と金融ショック～

2023年3月はシリコンバレー銀行破綻とクレディスイスの破綻でおおきなリスクオフが発生しました。

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今回は2023年3月のFXの運用について振り返ります。

2023年3月のFXの利益確 184円
現在保有中のポジション　2023年3月31日
2023年3月のＦX投資の考察
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2023年3月のFXの利益確 184円

サンフランシスコ

2023年3月のFXの利益確定額は184円でした。

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現在保有中のポジション　2023年3月31日

サンフランシスコ

現在保有中の通貨ポジションは以下の通りです。

１米ドル/円　　　買い　1000通貨×２
ユーロ/円　　　　売り　1000通貨×５
ユーロ/ドル　　　売り　1000通貨×３
ポンド/円　　　　売り　1000通貨×５
豪ドル/円　　　　買い　1000通貨×６
NZドル/円　　　買い　1000通貨×１
ポンド/米ドル　　売り　1000通貨×６
豪ドル/米ドル　　売り　1000通貨×２
NZドル/米ドル　売り　1000通貨×１
ユーロ/豪ドル　　売り　1000通貨×４
カナダ/円　　　　売り　1000通貨×１
豪ドル/スイス　　買い　1000通貨×２
豪ドル/NZドル　売り　1000通貨×２

2023年3月のＦX投資の考察

ロサンゼルス

2023年3月は以下のような出来事が外国為替市場で巻き起こりました。

3/1　米国債利回りの上昇を受けてダウ平均は上昇したもののS＆P500とナスダックは続落。FOMC声明でミネアポリス連銀総裁が0.25％または0.5％の利上げについて言及したことが長期金利の見通しの方向性を強めた。
3/3　米国株高を受け日本株が大幅高。それに伴い円はやや円安方向で推移
3/6　先週末に米国株の上昇を受け日本株が上値を切り上げた。
3/8　パウエルFRB議長が議会証言で積極的な金融引き締めの可能性を示唆したことにより次のFOMCの利上げ幅が0.5％になるとの見方が高まり株安が加速。ドル高が進行。
3/9　朝から円が全面高の展開
3/10　米長期金利が下落しドル売り優勢。SVBフィナンシャルグループの株価が62％下落したことにひょりリスクオフ発生。ドル安ユーロ高。
3/10　シリコンバレー銀行破綻により大きなリスクオフが発生。破綻の救済はしないが預金は保護すると財務省が発表したことで米株は逆に上昇。
3/13　シリコンバレー銀行破綻により東京市場もリスクオフ。TOPIXの下げがきつく円高が発生しリスクオフの相場発声。
3/14　シリコンバレー銀行に続いて2行の銀行が破綻。リスクオフが続き銀行株が軒並み下落を探る展開か。円高は止まり、金融不安を嫌気してリスク資金が仮想通貨に逃避しビットコインが暴騰。
3/16　クレディスイスの経営不安がリスクオフを誘発。クレディスイスの筆頭株主が追加支援を否定したことによりリスクオフが加速。その後スイス中銀がクレディスイスをサポートすることを表明したことで株価は底打ち
3/16　クレディスイスはスイス中銀から最大7兆円を調達することになった。株は下げ止まり
3/17　ECBがユーロを0.5％利上げすることが決定。市場の流動性を確保し市場の混乱が沈静化したことをうけた決定。
3/20　UBSがクレディスイスを30億フランで買収すると発表した。これによりリスク資産の値下がりはいったんストップがかかったが大幅上昇とはならず。
3/23　FRBはFOMCで全会一致で0.5％の利上げを決定。あと一回の切り上げ後は当面利上げは停止されるという可能性が示された。年内の利下げを否定する内容であり市場は失望のリスクオフで反応。
3/30　ダウ上昇。金融不安が後退する中で円安とリスクオンが進行。