2021年1月7日に10都府県に発令された新型コロナウイルスの緊急事態宣言。2月中は新形コロナウイルスの悲観と期待が交錯する相場が展開しました。今回も2月のFXのまとめを報告します。
目次
2021年2月のFXの利益確定 669円
2021年2月の利益確定金額は669円でした。2月前半は大きな利益確定を毎日行うことができ、それにより含み損をもち尚且つマイナススワップを出しているポジションをいくつか解消できましたが、2月下旬になり大幅なリスクオンにより外為市場が私が保有するポジションとは逆の方向に動いたため、全体として振るわない一か月になりました。
現在保有中のポジション 2021年2月28日
現在保有中の通貨ポジションは以下の通りです。
- 米ドル/円 買い 1000通貨×5
- ユーロ/円 売り 1000通貨×1
- ユーロ/ドル 売り 1000通貨×3
- ポンド/円 売り 1000通貨×10
- 豪ドル/円 買い 1000通貨×3
- ランド/円 買い 1000通貨×20
- トルコ/円 買い 1000通貨×36
- ペソ/円 買い 3000通貨×70
- ポンド/米ドル 売り 1000通貨×11
- 豪ドル/米ドル 買い 1000通貨×1
- NZドル/米ドル 買い 1000通貨×1
- ユーロ/豪ドル 買い 1000通貨×4
- ユーロ/ポンド 買い 1000通貨×1
- 米ドル/スイス 買い 1000通貨×1
2021年2月のFX投資の考察
2月の外国為替相場は、以下のいくつか集約される動きがみられました。
- 世界経済の回復期待による株高とリスクオン
- コロナ変異種拡散への悲観によるリスクオフ
- 日銀が買い支えるETF効果による日本株のドーピング相場
- ワクチン接種率増加での楽観によるリスクオン
- ワクチン接種が他国より一歩進んだイギリスとポンド高
- アメリカ金利上昇を嫌気する米国株の下落
世界経済の指標に強気の指標が現れたことにより、アフターコロナの世界を先取りしたかのように株価は上昇しました。最高値を更新する株価に過熱感を感じた投資家は、余裕資金の新たな投入先を物色しています。ビットコインが高騰しているのもその余裕資金が流れ戸でいるためという指摘もあります。
日銀は株価下落時には日経ETFを購入することにより市場全体を買い支えるため、日本株の大幅下落も起こりにくなっています。株式に資金を投入している投資家や企業にとってはありがたいですが、本来市場から淘汰されるべきな非効率な経営をしている企業を延命させてしまうため市場の健全性をゆがめてしまう結果となっているという指摘もあります。日銀のETF購入は賛否両論があります。
2月は、先進工業国の中では頭一つとびぬけて高いコロナワクチン接種率が功を奏し買われたイギリスの通貨英ポンドですが、今後ドイツ、フランス、アメリカ、日本などのコロナワクチン接種率が高まるにつれてポンドの優位性は揺らいでくるのではと考えています。
アメリカの金利が引き続き上昇すれば今後は米ドルが買われていく趨勢が出来上がると思います。3月は米ドルとポンドの駆け引きが引き続き行われると予想します。
ポジションとレバレッジの問題(2021年2月)
2021年2月末のレバレッジは1月と同じく11倍台で推移しました。2月末のレバレッジも10倍を超えてしまいました。3月こそは常時10倍以下に収まるようにポジションの調整を行います。
スワップポイントの増加 スワップポイントは+366円
1月までのスワップポイントは月合計でマイナスでしたが、2月は+366円とスワップポイントがプラスに転換しました。これはセントラル短資FXのトルコリラのスワップポイントが復活してきたことが大きな原因です。
これによりインカムゲインを確保できることになったので、これからは時間を味方に徐々に口座残高が増えていき、仮にトレーディングをしなくても徐々にレバレッジが下がっていくという好循環を楽しめるようになります。
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