ドイツや韓国では新型コロナウイルスの感染者が激増していますが、日本では新型コロナウイルス感染者は非常に少ない状態が続いています。社会は通常に戻りつつあると言いますがそれでも11月の為替市場ではいろいろな動きがありました。
本日は2021年11月のFXの運用について報告します。
目次
2021年11月のFXの利益確定 2670円
2021年11月のFXの利益確定額は2670円でした。11月は2449回のトレードを行いましたが結果は散々でした。口座清算価値を大きく棄損した一か月でした。
現在保有中のポジション 2021年11月30日
現在保有中の通貨ポジションは以下の通りです。
- 米ドル/円 買い 1000通貨×8
- 米ドル/円 売り 1000通貨×5
- ユーロ/円 買い 1000通貨×8
- ユーロ/円 売り 1000通貨×3
- ユーロ/ドル 買い 1000通貨×13
- ユーロ/ドル 売り 1000通貨×4
- ポンド/円 買い 1000通貨×3
- ポンド/円 売り 1000通貨×2
- 豪ドル/円 買い 1000通貨×3
- トルコ/円 買い 1000通貨×48
- ペソ/円 買い 1000通貨×50
- NZドル/円 買い 1000通貨×1
- NZドル/円 売り 1000通貨×1
- ポンド/米ドル 買い 1000通貨×5
- ポンド/米ドル 売り 1000通貨×3
- 豪ドル/米ドル 買い 1000通貨×2
- NZドル/米ドル 買い 1000通貨×1
- ユーロ/豪ドル 買い 1000通貨×1
- ユーロ/豪ドル 売り 1000通貨×3
- カナダ/円 買い 1000通貨×2
- カナダ/円 売り 1000通貨×2
- 米ドル/スイス 買い 1000通貨×1
- 豪ドル/NZドル 買い 1000通貨×2
- 豪ドル/NZドル 売り 1000通貨×2
2021年11月のFX投資の考察
2021年11月に外国為替相場を揺るがした出来事は以下の通りです。
- FRBがFOMCを開き、市場にお金を流し込む景気刺激策である「量的緩和」の規模縮小を11月から始めてることを決定した。
- FRBはインフレは一過性(利上げしない)と発言、これを受けて市場はリスクオフとなった。
- イングランド銀行の政策金利が0.1%に決定。ただし会議では市場予測の6:3ではなく、7:2による0.1%維持であったことからポンド安が発生し一時的に大きなボラティリティが発生した。
- 11/5に雇用統計が発表され、米国の10月の非農業部門の雇用者数が、予想より大きく宇和待ったことからドル高ユーロ安が発生した。
- 10月の米国CPIが1990年11月以来31年ぶりに6%台を付けた。米ドル金利の急騰をうけ米ドルが独歩高となった。
- 英国の雇用指数が良好、尚且つイングランド銀行総裁の発言に金利に対しタカ派発言があったことでポンド高が発生
- 11/17には英国CPIが発表されそれが高水準を記録したためポンド高が発生。
- 11/18にトルコ中央銀行が16%から15%への利下げを行いトルコリラが暴落
- 11/19 にはドイツとオーストリアでコロナ感染が拡大し、オーストリアではロックダウンを行うとの発表があり、ドイツ保険相が、「国家的な緊急事態に陥っている」という発言をしたためユーロが暴落。
- 11/26 南アフリカで新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が発見され、全面的なリスクオフとそれに伴う円高が発生。
- トルコリラの利下げは、トルコ大統領が個人で保有する米ドル資産のリラ換算価値が下落しないようにするために中央銀行に圧力をかけているためである噂が流れた。中央銀行の政策金利を決定するという機能の独立性が疑われトルコリラがさらに売り込まれる。
- 11/29南ア初のオミクロン株世界へ伝播による心理的不安から世界的にリスクを回避する大きな流れが発生。
11月はトルコリラの暴落が特に目立つ相場でした。中央銀行がインフレが続いて経済が混乱しようとしているにもかかわらず大統領の圧力に屈した形で利下げを敢行したことが、トルコリラと言う通貨の信頼失墜につながり、非常に大きく売り込まれる展開が現在も続いています。
このおかげで私のトルコリラの含み損が膨れ上がり、FX口座の清算価値に影響を与えています。トルコリラの損切は行わずスワップポイントを稼ぎながら次の展開を見守るという戦略で動いていく予定です。
ポジションとレバレッジの問題(2021年11月)
2021年11月末時点でのレバレッジは17倍台とかなり上がっています。目標としていた10倍未満の状態を3か月連続でキープできないという異常事態です。
2021年11月のスワップポイントは-2326円
2021年11月のスワップポイントは-2326円でした。ドル円のショートを抱えていることが、大きなマイナススワップを発生させている主要因です。いくつかポジションを解消しましたがまだ大きなマイナススワップを抱えた状態です。12月中にスワップポイントをプラスの状態に戻すことは難しいですが、将来的にはプラススワップに戻る予定です。
マイナススワップが発生するポジションを保持することは控えるようにしています。
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