節約術

西宮のケチケチおばさん ~小幡玻矢子さんの生活術~

西宮のケチケチおばさん

皆さんは、西宮のケチケチおばさんこと、小幡玻矢子さんと言う方をご存知でしょうか。

もう30年くらい前になりますが、マコモ風呂という茶色の浴槽に浸かってケチケチ生活を送るおばさんの様子がテレビで放送されていました。かなり前のテレビ番組でしたが、今でもそのドケチ振りは鮮明に脳に記憶されています。

お金を増やすには種銭を作ることが大事、そのためには節約は一番有効な手段です。本日は、西宮のケチケチおばさんこと、小幡玻矢子さんについて解説します。

小幡玻矢子さん

ミシンを使う女性ミシンを使う女性

小幡玻矢子さんはまこも風呂と節約術で一世を風靡した西宮在住の女性です。まこも風呂に入って生活しており「まこも風呂おばちゃん」とも言われていました。

普段はかなりの節約、というかもうケチケチ生活をしているわけですが節約をして余ったお金で一年一回海外旅行に行ったりとかなりメリハリのついたお金の使い方をする方です。

小幡玻矢子さんの節約術

家事をする女性家事をする女性

ここでは小幡玻矢子さんの節約術を紹介します。

マコモ風呂

小幡さんといえばマコモ風呂です。マコモ風呂とは真菰(マコモ)というイネ科の草の粉末を風呂にいれるお風呂のことです。

マコモに付着している菌が、お風呂に入る人間の体から出る垢や汗を食べて分解してくれるため臭いが発生せず、半永久にお風呂の湯を替える必要がないというものらしいのですが、テレビで見たときは、茶黒いコーヒー色のお湯を見てひっくり返りかけたのを覚えています。

上澄みに浮いた毛等は救いとるようですが、基本的には浴槽を掃除する手間もいらず、お湯を入れ替えないため水道代の節約になるとのこと?です。

お風呂に浸かる時には、肛門のしわを一本一本すべて丁寧に洗ってから浸かるというルールがお風呂に張られていました。お風呂に浸かったほうが体が汚くなるのではと思ったのは私だけではないはずです。

その後小幡家の浴槽は阪神大震災でヒビ割れてしまい、浴槽に張った茶色い汁が流れ出てしまったのを、大変残念そうにしていた小幡さんをテレビで見た記憶があります。

耐久消費財は長く使う

小幡さんは耐久消費財を長く使うことで支出を先延ばしにキャッシュフローの流出を食い止めています。例えば以下のようなものを長く使っています。

掃除機

普段は掃除機はあまり使わずに、水を含ませた雑巾を振り回して空気中の誇りを雑巾に吸着させることで掃除をしています。

くつ

靴も出来るだけ長く履けるように工夫しています。お出かけの時には目的地に着くまではスニーカー、現場に着いたら履き替えます。大事に使いすぎてこれではトレンドにはついていけないと思います。

まな板

長く使いすぎて真ん中がへこんでくるまで使っています。

本は何度も読み返す

本や問題集、辞書はこれぞというものを一冊買って何度も何度も読み返し、繰り返し解きます。そのうち全部を覚えてしまうほどになります。

消耗品は少しづつ使う

小幡さんはすべての消耗品を少しづつ丁寧に使います。例えばティッシュ一枚でも大事に大事に使います。

二重の封筒は外を使い終わったら外側を丁寧にハサミで切って丁寧に中身を取り出し、中の封筒も使います。

裏が白紙の広告は細かく切ってメモ帳にします。

石鹸の使い方

石鹸は常に水をきるようにし、ブヨブヨにしてしまわないように気を付けます。ブヨブヨになるとすぐに減ってしまうからです。

水の節約

トイレに流す水は湯桶にとってある水で行います。洗濯はまずは洗剤を使わずにタライで洗い、その水は庭に撒きます。それから石鹸で服を洗っていきます。

食器を洗うときには横にバケツを用意しておき洗い桶に水がたまるたびにバケツに水を移しあとでその水を野菜や花の蒔いています。

出来るだけ洗面器を活用し、水は流しっぱなしにしないようして洗面器を使って石鹸で手を洗い、指を洗い、顔を洗い、爪の間まで洗います。最後はすこしの真水で仕上げをすれば大丈夫です。

糠の活用

小幡さんは糠を糠洗剤として使っています。これだと手が荒れないんだとか。糠はぬか漬けにも使って自家製たくあんを作っています。糠を白米にいれて一緒に炊いて玄米と同じ栄養分を取っているそうです。これで脚気防止に、というかそれなら玄米ご飯を食べればいいと思います。

冷蔵庫の中身

小幡さんは食べ物は一週間に一度買い出し冷蔵庫に入れ、一週間かけて食べていきます。一週間後には冷蔵庫の中身は空になるという計算で残り物がないように食べています。

コーヒーの飲みかすの再利用法

小幡家ではコーヒーの飲みかすは芳香剤として再利用されています。

衣類について

洗濯はできるだけ避けるようにしています。

服は洗濯をすればするほど色あせ消耗するので汗シミを拭き取ったり、ブラシで埃を払ったりしてできるだけ洗わずに大事に使います。それで皮脂汚れが完全に落ちるとは到底思えませんが、小幡さんはこのようにして服をできる限り長持ちさせるようにしています。

洗濯するときはできるだけ洗剤を済まさずに済ませ、洗剤は3回に一度使うようにします。これで汚れがしっかり落ちるかは謎ですが。

手アイロン足アイロン

服は暖かい手と足のぬくもりで皺を伸ばします。この方が温度が低くて生地が傷まないと本人。

バスタオル

バスタオルはお風呂できれいなった後の体に付着した水分を最後にふき取るために使うものなので汚れは尽きませんと。だから洗濯は3日に一回です。

暑さと寒さ対策

夏熱くてたまらないときはタオルを水に浸してきつく絞り、それを頭に巻きつけたり、かかしのように頭から被ったりして気化熱により涼をとるようにします。

小幡家では冬は暖房をつけません。寒いときは相撲を取る、重ね着をする、靴下を二重履きにする、セーターをスカートのようにして履くでしのぎます。冷たい便座は我慢です。

小幡家では夏は暑く、冬は寒く過ごすことを信条としています。

植物の利用

柿の葉は柿の葉茶に、ヨモギは生のまま煎じてヨモギ茶に、アロエはやけど薬に、庭や土手にあるいろいろな植物を有効に活用します。

外出時は必ず水筒を持参

小幡さんは外出時はお茶を入れた水筒を必ず持参します。外で飲み物を買うのはお金がかかるしお茶は家で沸かして持っていけばほとんどタダです。まあでもこれは昔は普通でした。

小幡さんの料理術

ピザピザ

小幡さんの料理術も紹介します。

  • 煮豆など時間がかかるものはある程度煮た後は、タオルなどで鍋を包んでからそれを発砲スチロールの中にいれることで光熱費を浮かしています。
  • 大根は葉っぱの付け根の部分をすこし残しておき空き瓶に水を入れて差し、葉が茂ってきたらそれをみそ汁の具にしたりお浸しにして食べる。
  • 野菜が高い時期は家の周りを散歩しながら土手に生えている野草を摘んでそれを天ぷらやみそ汁の具にして食べる。
  • ピーマンは種まで炒めて食べる。
  • 葉っぱ付きのニンジンは葉っぱをてんぷらにして食べる。
  • ごぼう、人参も皮をむかずに皮ごと全部食べる。皮ごと食べるといっても玉ねぎの皮まではさすがに食べない。
  • 魚は切り身で買わないで丸ごと買って、自分でさばき、骨は焼いて骨せんべいにして食べる。頭は煮て目玉まで食べる。

小幡玻矢子さんのお金の使い方

小幡玻矢子さんのお金の使い方を紹介します。

ほしいものは10日待つ

ショーウィンドウでほしいものを見つけたときはまずは見るだけで帰ります。3日後にまたみて「いいなあ」とおもっても買わない。10日考えてほしいと思ったら買い、売り切れてたらあきらめる、これがキャッシュフローの流出を先送りにするコツです。

海外旅行

小幡さんは普段はこのように節約を通り越したけちけち生活をしていますが、毎年一年に一回海外旅行に行っています。そしてその時にはお金をバーッと使うとのことです。

小幡玻矢子さんのまとめ

洗濯する女性洗濯する女性

今回は西宮のケチケチおばさんこと小幡玻矢子とその節約生活の一端を紹介しました。小幡玻矢子さんは90年代前半にまっちゃっちゃのお風呂に孫と浸かってお茶の間を沸かせた伝説のケチケチおばさん。土手のタンポポとかを天ぷらにしてご飯のおかずにしていたのを今でも覚えています。

資産形成の第一歩は固定費の削減です。乾いたタオルを絞って出てきた最後の一滴を再投資に回し、成長への礎にします。投資家はそれをさらに再投資して資産を増やし、一刻も早く指数関数的に資産が増える正のループに乗れるようにしなければなりません。

マコモ風呂を真似しなさいとまでは言いませんが、まずは小幡さんを参考に切り詰められるところをうまく切り詰めて、投資へ回せるお金を楽しみながらひねり出してください。

ABOUT ME
こんじゃるか
こんじゃるかブログを運営しているサラリーマン投資家です。中堅私大を卒業後、中小企業に就職、27歳で退職後大学院進学、大学院卒業後2011年から現職です。うつ病で休職→復職→再休職も経験してます。投資を始めFXを中心に、投資信託、高配当株、ソーシャルレンディングで資産運用中です。節約術も紹介します。
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