2022年10月のFX　～日銀の為替介入で短期の円高発生～

2022年10月は、日米の金利差が広がり、円安が大きく進行しました。それを食い止めるため日銀が為替介入を行った一ヵ月となりました。

2022年9月のFX　～イギリス発祥の金融収縮～2022年9月に入り、投資家心理は一気に冷え込みリスクオフが広がっています。ウクライナ情勢における一喜一憂や、金利上昇、物価高も投資家の...

今回は2022年10月のFXの運用について振り返ります。

2022年10月のFXの利益確 35,918円
現在保有中のポジション　2022年10月31日
2022年10月のＦX投資の考察
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2022年10月のFXの利益確 35,918円

東京駅

2022年10月のFXの利益確定額は35,918円でした。

現在保有中のポジション　2022年10月31日

現在保有中の通貨ポジションは以下の通りです。

米ドル/円　　　　買い　1000通貨×１
ユーロ/円　　　　買い　1000通貨×５
ユーロ/円　　　　売り　1000通貨×６
ユーロ/ドル　　　売り　1000通貨×２
ランド/円　　　　買い　1000通貨×１０
ユーロ/ポンド　　買い　1000通貨×２
豪ドル/NZドル売り　1000通貨×２

2022年10月のＦX投資の考察

東京の街並み

2022年10月は以下のような出来事が外国為替市場で巻き起こりました。

10/11 クリミア大橋の爆発とキエフへのミサイル攻撃によりウクライナ戦争に関する地政学的リスクが高まり、全体的にリスクオフ。米ドルと日本円が買われる展開。
10/12 ドル円が146.35円まで上昇。米ドル10年債の利回りが3.95％まで上昇していることがドル円を支えている状態。
10/14　CPIが市場を上回り、一時期米国と日本株先物が下落したものの、その後反発の買いが入る。
10/17　ドルが148円半ばまで高騰。日銀の黒田総裁が「金融緩和を継続することができる」という発言があるものの介入への警戒感から引き続き上値が抑えられた状態
10/18　豪中銀副総裁の「今後さらなる利上げを見込む」という発言により豪ドルが上昇。鈴木財務相の「過度な為替変動には適切な対応を取る」という発言によりドル円の上値が抑えられる。夕刻日銀のドル買い介入が入り、行われた疑いがあり、ドル安が発生
10/21　日本政府の為替介入を行った。円が一時的に急騰したものの直後30％程度の値戻しがあった。
10/24　10/21の深夜、10/24の午前8：30に円が急騰。日銀が介入を行ったとみられる。
10/26 オーストラリアCPI上昇で豪ドル上昇10/27 米国債金利低下により各国の金利が連動し低下、それにより円高が発生。カナダ中銀が市場予想の0.75％ではなく、0.5％に押しとどめたことが円高誘発の原因となっている。
10/28　ECB、欧州中央銀行は0.75％利上げを発表し、それがハト派と受け取られたためユーロが暴落。