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2021年12月はトルコリラに激震が走りました。トルコのエルドアン大統領がトルコ中央銀行に圧力をかけたのか、トルコ中央銀行はインフレ圧力が上昇する中トルコリラの政策金利を利下げするというトリッキーな金融政策を打ち出しした。
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本日は2021年12月のFXの運用について報告します。
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目次
2021年12月のFXの利益確定 -2643円
2021年12月のFXの利益確定額は-2643円でした。12月は2560回のトレードを行いましたが凄惨な結果に終わりました。口座清算価値を11月末よりさらに棄損させてしまった一か月でした。
ただし2021年全体としては1万円程度の実現利益を確保しました。
現在保有中のポジション 2021年12月31日
現在保有中の通貨ポジションは以下の通りです。
- 米ドル/円 買い 1000通貨×2
- 米ドル/円 売り 1000通貨×4
- ユーロ/円 買い 1000通貨×5
- ユーロ/円 売り 1000通貨×7
- ユーロ/ドル 買い 1000通貨×10
- ユーロ/ドル 売り 1000通貨×2
- ポンド/円 買い 1000通貨×2
- ポンド/円 売り 1000通貨×10
- 豪ドル/円 買い 1000通貨×3
- トルコ/円 買い 1000通貨×47
- ペソ/円 買い 1000通貨×20
- NZドル/円 買い 1000通貨×1
- ポンド/米ドル 買い 1000通貨×6
- ポンド/米ドル 売り 1000通貨×6
- 豪ドル/米ドル 買い 1000通貨×2
- 豪ドル/米ドル 売り 1000通貨×1
- NZドル/米ドル 買い 1000通貨×1
- ユーロ/豪ドル 買い 1000通貨×1
- ユーロ/豪ドル 売り 1000通貨×2
- カナダ/円 買い 1000通貨×4
- カナダ/円 売り 1000通貨×5
- 米ドル/スイス 買い 1000通貨×1
- 豪ドル/NZドル 売り 1000通貨×2
2021年12月のFX投資の考察
2021年12月に外国為替市場で発生した出来事は以下の通りです。
- 11月末に暴落したトルコリラをトルコ中央銀行が買い支えるために介入買いを実施。トルコリラが一時的に下げ渋る。
- 11月の非農業部門の雇用者数が予想を下回りドル安が発生
- 世界で蔓延しているオミクロン株に対する過度の警戒心が和らぎリスクオン発生
- 12/8トルコ中銀が市場に介入したという噂と、トルコ中銀が発表したトルコ中銀はこれ以上の利下げは困難という認識によりトルコリラが下げ止まった。
- トルコリラのS&Pによる格付け見通しが引き下げられたことによりトルコリラが進行
- 12月のFOMCでテーパリングは22年3月に終了すること、22年には3回の利上げを行う予定であるとの見通しが示された。これによりドルが独歩高となった。
- 12/16イギリスが0.1%の政策金利を0.25%に利上げ。ポンドが一時爆騰
- 12/17トルコ中銀1%の利下げ敢行。大統領は同時に最低賃金を50%上げることを公表。トルコの市中ではインフレが加速。
- 12/20 ポンドが突然の下落。オミクロン株感染拡大で全体的なリスクオフが発生。
- 12/21トルコリラが突然の暴騰。トルコ債の源泉徴収を0%にするという政策をトルコ政府が突如発表したことによるもの。またトルコリラ預金に自動為替ヘッジをつけるという政策を発表。これは事実上のドルペッグ制。これを受けてトルコリラが暴騰。
- 12/23イギリスのジョンソン首相がオミクロン株対策として検討されていたクリスマスロックダウンの回避を宣言したことが好感されポンドが上昇。
- トルコ中銀が大規模介入しているという噂が発端となりトルコリラが上昇。
- 12/30トルコリラ下落。トルコ中銀によるリラ支援策への懐疑論による。
ポジションとレバレッジの問題(2021年12月)
2021年12月末時点でのレバレッジは20倍台となっています。FXは最高25倍までのレバレッジしか許容されておらず、危険水域に達しています。
2021年12月のスワップポイントは-2254円
2021年12月のスワップポイントは-2254円でした。11月のマイナススワップよりは多少減ったものの、大きなマイナススワップを抱えています。マイナススワップの原因はドル円のショートです。はやくこれを損切りする必要があり、タイミングを見払っています。
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