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社費で留学し学位を取ろう ~社費留学のメリットと注意点~

社費留学

皆さんは社費留学という制度を知っていますか。社費留学とは会社に所属したまま会社にお金を出してもらい業務に必要な知識を得るため海外の大学や大学院に留学することを言います。

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社費留学は責任と制約があるものの、経済的安定と属性を保存しながら学位を取れることで画期的です。チャンスがあればぜひ応募し、学位取ることをお勧めします。

本日は社費留学のメリットや特徴について解説します。

社費留学

大学のキャンバス大学のキャンバス

社費留学とは、海外の大学や大学院で学位取得のため、企業が学費を負担し留学させる制度です。MBAを取得させるためにアメリカやヨーロッパの大学院の修士課程に社員を送り込む制度が有名です。

社内で応募し、選考に選ばれるのは大変ですが、世界のエリートとともに学び、給与、学費を貰いながら留学できるというのは大きなメリットですね。特に大学の学費が高額だと言われるアメリカでは学費は2年間で1000万にもなります。学位取得後も社内でキャリアをいかんなく発揮できることかと思います。

社費留学で学位を取得するメリット

大学の授業大学の授業

社費留学で学位を取得するメリットは以下の通りです。

留学しながら会社から給料がもらえる

社費留学のメリットは何といっても会社から給料を貰いながら学校に通えるということです。日本の労働市場はまだまだ硬直的で新卒一括採用が一般的で、中途採用は狭き門です。
一度会社を辞めて、以前の職場以上の好待遇の会社に再就職するのはなかなか運とタイミング、実力が必要です。

社費留学では、会社に籍を置いたまま学校に通い学位を取れますので、会社から給料がもらえて経済的な心配をすることなく学業に専念できます。

学費を会社が出してくれる

社費留学は、会社が給料を支給するだけでなく、大学院の学費も出してくれます。アメリカの私立大学の大学院のMBAは学費は何百万もします。それを会社が出してくれるのですから儲けものです。

学位が高くなり箔がつく

社費留学に限らず大学、大学院を卒業し学位をとることは人間に箔をつけます。日本では国会議員でも学士どまりがほとんどであり、低学歴の方が多いですが、グローバルビジネスを展開している事業で海外の担当者と折衝するときには学歴は効いてきます。最低限として修士号は持っておいたほうが良いと思います。

見識が広くなる

社費留学でも私費留学でも正規留学で学位をとるチャンスがあるならぜひチャレンジしましょう。海外居住の経験は、仕事でも生かされますし、まず絶対的に世間が広くなります。そして見識が広くなり、グローバル営業の部門などで活躍できることは間違いありません。

卒業後にはエリートコースが約束される

社費留学で学位を取って帰国すればあとは社内でエリートコースが約束されます。国際業務畑、経営企画や海外営業等花形コースに配属されることになるでしょう。

転職しても有利に働く

会社の費用で留学し学位をとったとしても、会社をやめて自分の費用で学費を取ったとしても学位は個人に帰属します。転職する際には、海外で取得した学位はあなたの属性をあげるために有利に働きます。

外国語も習得できる

留学すれば授業は外国で行われます。英語圏なら英語、ヨーロッパならドイツ語やフランス語の可能性もあります。外国に一定期間居住すれば、知識と学位を習得できること以外に、語学力は相当上達します。また現地の生活習慣や人間の考え方もインプットできるので、その後のビジネスの交渉に有利に働きます。

社外人脈ができる

MBAコースに集まって来る学生は世界の意識高い系のエリートたちです。あなたがそこに留学するということはあなたもその列に加わるということです。優秀なクラスメートに囲まれ、彼らの気迫と実力と勤勉さに尻を叩かれる生活をおくることになります。

ですがそのとき苦楽を共にした仲間の中に、一生の友人が見つかるかもしれません。社会人として会社やビジネス上の付き合いで知り合った友人関係は利害関係も絡むような薄っぺらいものですが、学生時代に知り合った友人には気の知れた一生の友達になる人もいます。

留学先であなたの一生の友人やパートナーが見つかるかもしれません。

社費留学の注意点

大学のプレゼンテーション大学のプレゼンテーション

社費留学は会社が費用を負担してくれるありがたい制度ですが、社費留学特有の特徴があります。ここではそれを説明します。

留学先が自由に選べない

社費留学は、給料を貰いながら尚且つ学費を会社が負担してくれるという素晴らしい制度ですが、選択できる学校の自由度はとても狭いものになります。

おそらくは殆どがアメリカの大都市のMBAに限られてしまうのではないでしょうか。会社が従業員のスキルアップのために身銭をきる制度のため仕方がない部分はありますが、留学先、留学時期などはやはり会社の意向が強く反映されます。

会社へのプレッシャーがつきまとう

社費で留学している以上、もし卒業できなかったらという不安、そして授業で学んだ知識と語学力を会社に還元しなければならないというプレッシャーが付きまといます。私費で留学している人は自分の人生に責任を追えばいいだけですが、社費留学はそうもいかないというところがデメリットです。

社内で選考がある

社費留学は誰もが申し込んだだけでできるというわけではありません。幾多の選考を乗り越えたものだけが得ることのできる特権です。社内選考の基本的な流れは、

  1. 応募条件の確認(語学力、勤務年数、職位、年齢など)
  2. 社費留学募集に応募(場合により上司の推薦が必要)
  3. 小論文の提出
  4. 面接

となります。

応募資格がある方にとっての関門は小論文と面接になろうかと思います。会社によっていろいろな条件がありますので事前にしっかり情報収集を行い準備をしましょう。

社費留学は会社にとって大きなコストがかかるものです。もし選考に外れてしまい、どうしても海外で学位を取りたいという場合は自分で留学先を探し願書を出すという手もあります。

プロパーのクラスメートとは年齢が離れてしまう

社費留学で正規留学する日本人はおそらく会社で中堅の年齢の方になると思います。一方、現地で大学から大学院に進学してきたクラスメートは20台前半から中盤で、年齢のギャップがあります。ですから現地のクラスメートとはなかなかつながりが持てないかもしれません。

ですが外国からの留学生は中年の人もたくさんいるし、30代くらいの人もたくさんいます。同じく会社から派遣された社会人留学生もいるでしょう。彼らと仲良くなって気持ちを共有すればプレッシャーの中をうまく渡り歩くことができるかもしれません。

もし年齢が大きく経営者の方がMBAを取りたい場合には、エグゼクティブMBAというコースに応募するというのも有効です。エグゼクティブMBAとは、経営者や事業統括部長のような企業幹部のために用意されたコースです。

留学先での生活

大学の卒業式大学の卒業式

ここでは留学先の生活について解説します。

必修科目の履修

留学先ではまずは必修科目の取得に全力を注ぐことになります。初めは寝る時間が無くなるほど忙しいでしょう。というのも教材も外国語、授業内容も外国語、課題も外国語で提出しなければならないため理解に時間がかかり、課題の作成にも時間がかかります。最初の一学期は環境に慣れることも必要ですので闘争苦労するはずです。

休暇の過ごし方

現地の学生は夏休みにインターンシップで会社の実務を学んだりしますが、社費留学生の場合、家族と過ごしたり、現地法人で業務をしたり、旅行をしたり、一時帰国して会社に報告をしたりなどを行います。

社費留学制度のある業界や企業について

ケンブリッジ大学ケンブリッジ大学

社費留学制度がある業界や企業をすこし調べてみました。

  • 大手グローバルメーカー
  • メガバンク・大手銀行
  • 大手証券会社
  • 総合商社
  • 経済産業省、金融庁
  • 大手コンサル

等に社費留学制度があることがわかりました。社費留学をしたいという方はこのような企業に就職することを検討してください。

まとめ

イェ―ル大学イェ―ル大学

今回は社費留学について解説しました。会社に社費留学制度があり、自分に応募できる資格と能力がある場合、ぜひ応募してください。そしてチャンスをつかみ取ってください。

留学して学位を取るには生活費も合わせると修士で2000万くらいかかるかもしれません。これを会社が持ってくれるとなればこの仕組みを使わない手はありません。そして会社のお金で自分を磨き、属性を高めてください。

このブログが皆様のサラリーマン生活の参考になれば幸いです。

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こんじゃるか
こんじゃるかブログを運営しているサラリーマン投資家です。中堅私大を卒業後、中小企業に就職、27歳で退職後大学院進学、大学院卒業後2011年から現職です。うつ病で休職→復職→再休職も経験してます。投資を始めFXを中心に、投資信託、高配当株、ソーシャルレンディングで資産運用中です。節約術も紹介します。
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