日々の生活や支出に追われて、なかなかお金が貯まらない。資産が形成できない、そういう方には海外出張がある仕事に就くという選択肢があります。本日はこれについて解説します。

目次
海外主張のメリット

海外出張のメリットは以下の通りです。
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手当がもらえる
海外出張の最大のメリットは出張手当です。これは事業所の就業規則により異なりますが、
海外出張の場合大体一日あたり5,000円~6,000円の手当てが支給されることが一般的です。往復の移動日にもこの手当が支給されることが多く、出発の日、帰国の日、飛行機に乗っているだけで手当がもらえます。
一週間程度の海外出張では家計に寄与することはあまりありませんが、一回2か月の長期出張を年数度行う様な場合、出張手当の累積は馬鹿になりません。1日6000円として計算すれば、30日で18万円がもらえることになります。これは新卒で始めにもらえる手取りの給与額に匹敵します。
節税になる
海外出張手当は、給与所得には勘定されないため、非課税です。もし年間で海外出張が、
100日あれば 6,000円×100=60万円手当が出ますが、これを非課税でゲットできます。
よって手元に残る収入の割には所得税・住民税が低くなり節税になります。
通勤にタクシーがつかえる
普段、ラッシュの時間に満員電車に乗ってオフィスに通っている人も、海外出張中はタクシーで移動できたり、徒歩で事務所に通勤できたりと社有車でホテルまで送迎してくれたり、違った通勤手段が取れます。
マイルがたまる
航空会社のマイレージ会員であれば、航空会社のマイルが貯まります。マイルがたまれば、航空券をビジネスクラスにアップグレードしたり、無料特典航空券と交換できたりできます。また搭乗回数、搭乗距離が多ければ、マイレージ会員が上級会員にアップグレードされるため
- 優先搭乗
- 上級会員用チェックインカウンターの利用
- ラウンジの利用、
- 手荷物の優先受取預け手荷物の重量上限の緩和
等が利用できます。
クレジットカードのポイントを貯められる
海外出張では、ホテルの精算、交通費の精算などが発生します。現金で支払い出張精算を行う事もできますし事業所によりますが出張者用にコーポレートカードを貸与してくれるところもあります。ですが、出張費用は自分のクレジットカードで支払うのをお勧めします。理由はポイントがたまるからです。
長期出張のホテル代の精算金額は大きなものであり、この精算により得られるポイントは馬鹿になりません。
ビジネスの経験になる。転職へのうりこみネタになる
海外出張では、日本国内で経験できないようなビジネスの経験ができます。これをうまく活用すれば転職の際のアピールポイントとしても利用できます。
保険を会社にかけてもらえる
海外出張中は海外旅行保険を会社がかけてくれます。自分で生命保険をかけることが不要になります。
経営者と面識ができる
海外出張中に経営者が来訪した場合、一緒に食事する機会、空港へ送迎する場面があるかもしれません。そういう機会があれば、会社の経営層に顔を覚えてもらえます。いつか何かの時に社内で経営者が気さくに声をかけてくれるのを見れば、同僚や先輩をカマすことができるかもしれません。
見識が広がる
海外で業務を行う事により、幅広い知見を得る事が出来、日本の商習慣以外のビジネス慣習にも触れることができ、人間の幅が広がります。
海外出張の注意点

海外出張の注意点にも言及しておきます。
家族に会えない
長期出張となれば、家族に遭えない時間が長くなります。
家族がいない単身者の方で、実家から通っている方にとっては、日本の生活費がかかりませんので丸儲けになります。
テロや危険に巻き込まれる可能性
治安、衛生的に良くない地域では、テロや危険な状況に巻き込まれる可能性があります。
みなし勤務になる
出張先では上長に管理されていない場合、みなし勤務になる事があり、残業代がつかないこともあります。但し、PCのログオンやログオフ、メールの送付記録、毎日の業務報告で勤務開始時間、業務終了時間が客観的にわかる用に勤務実態を報告しておけば、残業時間は合理的に算出できるので残業時間を申請できることになります。ただこれについては各事業所の見解に依ります。
作業的な業務であれば、事業所で勤務する場合と同様に残業時間が管理され、残業代がもらえます。
ハードスケジュールの可能性
海外の現場が炎上しており、その火消し応援に出張する場合、多忙な勤務である場合があります。
休日が移動日になる可能性
日曜日出発、土曜日帰国の場合、移動で休日が潰れます。疲れが取れない場合、有給休暇を申請したりして体を休めましょう。移動日の振替休日を取得させてくれる場合もあります。
つきあいがある
海外出張はチームで行くことが多く、その場合、同僚や上司と食事を同行したり、接待や客先との食事会があったりします。このような場合案外自由な時間が少ない場合もあります。
また出張中に日本から出張者が合流した場合、歓迎会や送別会など訳の分からない用事がふえて出費がかさむ場合もあります。
まとめ

メリット、デメリットなど様々に申し上げましたが、海外出張は出張手当も出て、飛行機にも乗れて、うまく立ち回ればなかなかおいしいことがたくさんあります。是非うまく立ち回って要領よくお金を残し、うまく遊んでください。
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