皆さんは仕事で疲れたとき、上司から隠れたいときはどうしていますか?私が大学を卒業して就職した会社は地方の町工場でした。
その会社には工場の建屋がいくつかあり、隣の会社の工場と隣接している場所に誰も来ない死角があり、私はよくそこで座ったり、携帯を見たりして仕事をさぼったり、区切りのいい時間までの時間調整をしていました。
みなさんの職場には隠れ場所はありますか?隠れ場所があれば疲れたときに一息ついたり、
きりのいい時間まで残業時間を稼いだり、いろいろな便利です。
ここでは職場での隠れ場所やその確保の方法を解説します。
職場の隠れ場所
職場で見つかりにくい隠れ場所は以下の通りです。
トイレの個室
職場での隠れ場所として筆頭に挙げられるのはトイレの個室です。小さな会社や貸しオフィスではトイレの場所は限られますが、大きな事業所ではトイレはいくつかの場所に設置されているはずです。
来客用トイレや人通りの少ない場所に設置されたトイレなのは絶好の隠れ場所です。貸しオフィスの場合は自身のオフィスとは異なる階のトイレにこもれば姿をくらましやすくなります。
工場や倉庫の裏手
製造業や倉庫業の場合、事業所内には建屋があり、そこには表から見えにくい建屋の裏があります。そこは絶好の隠れ場所となります。
特にもっとも端にある建物と隣の会社との塀の隙間などは誰も入ってこず、溝や雑草が生えているだけ。ここにしゃがみこんでいればなかなか人には見つかりません。
特に秋から冬にかけては日が短く、夕方5時には真っ暗です。その時に、建屋の奥でしゃがんでいれば絶対に見つかりません。現場を回ってくるふりをしてキリのいい時間まで残業し、タイムカードを押して帰ればお金も稼げます。
でも昔建屋の裏で隠れてたとき、一回現場の人に見つかって、「そこ、〇〇さんがおしっこしてるとこだよ」って教えてもらってから隠れ場所を変えたことがあるので、隠れ場所は慎重に探してください。
日の入りが早い晩秋や冬場に倉庫の裏手でしゃがんでいれば人から見つかることはまずありません。スマホの画面の明かりにだけは気を付けてください。
普段人のいないことで明かりがついていることは不自然ですのでしゃがんで身を隠している間は明かりを発しないようにして忍ぶことをお勧めします。
誰もいない会議室
誰も使用していない会議室、ここは絶好の隠れ場所です。使用していないのですから誰も入っては来ませんし、誰かが入ってきたとしても、プライベートな電話をしたかったのでちょっと入って電話をしていた、など適当にわけのわからないことを言っていればたいてい相手は信用します。
ゆっくりうとうとするところまではいきませんが、すこし休憩したいとき、誰もいないところでゆっくりしたいときに椅子に座る分には問題ないかと思います。なにか資料でもテーブルの上に広げて、じっくり読み解いている風を装っておけば完璧です。
現場一周
木は森に隠せというとおり、人間も人間のいるところにいれば逆に目立たなくなるものです。普段人がいないところに人間がいれば目だってします。その心理を逆手にとった隠れ方が現場一周です。
大手の工場は敷地が広大なところも多いです。その中で人がすくないコースを見繕いながら会社の中をぐるぐるお散歩しましょう。社内を歩いて移動しているだけですので誰からも怪しまれることはありませんし、歩数が稼げるので健康増進にも寄与します。まさに一石二鳥です。
歩いているときに知っている人と鉢合わせてしまうとくだらない用事を頼まれてしまうことがありますので、歩行ルートは人間と出会わないルートを厳選しましょう。
喫茶店
外回りの営業の方にとっては喫茶店も隠れ場所になりえます。こちらも「木は森に隠せ」という発想を使い、姿を消すというよりも人ごみに紛れるという形での隠れ方になります。
ターミナル駅の地下街にあるスタバやドトールに入り普通にコーヒーを飲んでいれば、待ちに紛れこんでしまえるため違和感なく仕事をサボることができます。
パチンコ屋
外回りの営業スタッフにとってはパチンコ屋も隠れ場所の一つになります。まさか平日の昼間にパチンコ屋でパチンコ台を打っているわけがないという先入観を逆に利用した隠れ方です。
うまくいけば仕事をさぼりながら一攫千金も狙えます。ガチャガチャ音がするのであまり休息にはならないかもしれませんがいい息抜きになります。
マンガ喫茶
マンガ喫茶は外回りサラリーマンの絶好の隠れ場所です。マンガ喫茶は個室でプライバシーが確保されており、中に入って鍵を閉めれば外から見られることはありません。
つまり出入りの瞬間さえパクられなければ中でゆっくり身を隠して休憩し、仕事をさぼれるということになります。
多少のお金はかかってしまいますが、2時間ほどゆっくりしたい場合、帰社時間を後ろにずらしたい場合、疲れて昼寝をしたい場合、マンガ喫茶はうってつけの場所になります。
スーパー銭湯
昼間にスーパー銭湯にいってゆっくりお湯につかるほど気持ちのいいものはありません。昼間はサラリーマンが働いている時間帯。外回りの営業マンにとっては格好のさぼれる時間帯です。
スーパー銭湯にいってゆっくりお風呂につかりましょう。スーツを着ていればイメージとして誰だかわかるものも、裸でお風呂に入っていれば誰だかわかりにくいものです。
ただしあんまりさっぱりしてオフィスに帰ってこれば、どこかでゆっくりしていたのかと疑われかねないので、オフィスに帰る前には小走りをしたりして汗をかいて脂ぎった顔で戻るようにしましょう。
私の体験談
私は20代のころ、町工場で働いていました。工場の建屋と建屋の間には死角があり、誰にも見つからない場所がたくさんありました。
秋から冬にかけては日が落ちるのが早く、5時になればになればもうまっくらです。ここから残業代を稼ぐためにはまだ1時間くらいは会社にいなければならない。そこで考えたのが会社の建屋の裏手でじっとしておくことでした。
そこで座ってじっとしていれば時間が過ぎます。いいころあいを見て事務所に戻り、現場を回ってきた顔をしておけば誰にも気づかれることはありません。こうやって隠れ場所をうまく活用し要領のいいサラリーマンをして過ごしていたのを思い出しました。
サラリーマンの隠れ場所のまとめ
今回はサラリーマンの隠れ場所について解説しました。仕事をしているとダルいな、休憩したいな、さぼりたいな、という気持ちが起こるものです。早く時間が来ないかな、と思ったときは今回紹介したような隠れ場所を探し出しじっと時間を過ごしましょう。
サラリーマンの報酬体系は一部のインセンティブを除いて基本は拘束時間を基本とする固定給です。どれだけ密度の高い仕事をしても、ぼーっと時間が過ぎるのを待っていても給料は同じです。
そのサラリーマンの報酬の効率を最大限に高めるためには、投下労力を極限まで下げるという方法が有効です。少ない労力で報酬の対価をもらう。これが投下労力利得率を最大にするための解決策です。
そのためには隠れ場所をみつけてじっとして時間が来るのを待ちましょう。仕事が後に残っても大丈夫。それなら残業をして基本金額の1.25倍以上の時間外手当を稼げるからです。
人生は要領です。サラリーマンで楽して稼ぐには要領が大事。サラリーマンは隠れ場所を探して見つからないようにうまく隠れて、楽して稼いで稼ぎまくりましょう。
このブログがサラリーマンの皆様の働き方の参考になれば幸いです。