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昇格試験を辞退しよう ~昇格試験を受けないで済ませる方法~

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皆さんがお勤めの会社には昇格試験はありますか?会社によってはある一定の等級になるには試験を受けそれに合格しなければならないという人事規定があります。ですがこれを受験しもし合格してしまうと昇格してしまいます。

昇格してしまうと等級があがり、等級に連動した手当は増えますが、責任が重くなってしまい、労働の対価としての報酬が割に合わなくなる可能性があります。かといって昇格試験の受験を薦められ気ままにそれを辞退すると良いイメージを持たれず面倒なことにもなりかねません。

気ままではなく、上司が納得する、あるいはやむをえないと感じるような理由を並べ奉ることで昇格試験を辞退できればすべては丸く収まります。昇格せず楽なままで仕事ができ、上司の心象も悪くならない。

今回はそのようなだれもが損しない昇格資格の辞退の仕方を解説します。

昇格とは

テストテスト

昇格とは資格や等級が上がることを言います。よく似た概念として昇進がありますが、
昇進は役職が上がることを指しますので、係長が課長になったような場合を指します。

昇格試験とは

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昇格試験とは等級が上がるために行うための試験のことを言います。企業では昇格による等級の上昇と昇進がセットになっていることが多いため、昇格試験を受験し昇格試験に合格した場合、役職が上がることがあります。

昇格試験を受けるために条件を課している場合が多く、前回昇格してから経過した年数、勤続年数や年齢が条件になります。昇格試験では会社の社訓、経営状況、や時事問題を尋ねる筆記試験や論文、面接が行われます。

昇格試験を辞退するメリット

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昇格試験を辞退するメリットには以下のようなものがあります。

ずっと平社員でいられる

昇格試験を辞退すれば管理職にならずに済みます。ずっと係員、主任、係長、課長代理という広義の平社員でいられます。管理職にならなければグループの責任を負う必要がなく、超過勤務手当も出ますし、部下を持たずに自分の業務に専念できます。

最近は管理職の待遇が見直されていますが、現在も多くの日本企業では、課長級の給与は残業をする係長よりも少なく、責任だけを負わされる針の筵に座らされる形になります。

また労働組合からも脱退させられ、団体交渉ができなくなります。管理職手当は尽きますが、総合的に判断するとまだまだ損です。

昇格試験を辞退することで管理職にならなくても済むという大きな利得を手に入れることができます。

昇格試験を辞退する方法

上では昇格試験を辞退するメリットを紹介しましたが、ここでは昇格試験を辞退するための具体的な方法を紹介していきます。昇格試験を辞退する具体的な方法は以下の通りです。

体調の不振を説明する

昇格試験を辞退する理由に体調不良を活用するのはいいアイデアです。会社は従業員の勤務の安全に配慮を行う安全配慮義務を負っています。昇格試験を打診された従業員から体調不良を理由で昇格試験を辞退したい旨の相談を受けた場合、会社はそれを配慮しなければなりません。

なまけ、甘えではなく、体調が悪いわけですからこれを押し切り昇格試験を受けさせることは会社にはできません。

この背景を活用し、「昇格試験を受けて合格し活躍したい気持ちはあるが、体調不良で体がついていかない」と申し訳ない表情とともに上司に上奏すれば昇格試験を受けずに済むようになります。

感謝と申し訳ない気持ちを伝える

昇格試験を辞退する目的は損でしんどいだけの管理職になる確率を下げるという極めて戦略的な行為ですが、これをわざわざ口に出すのではなく、一応は日ごろからの感謝と、昇格試験を辞退する申し訳なさを伝えておくと人間関係はスムーズにいくものです。

辞退する理由を説明してはっきりと断る

昇格をしたくない場合は昇格をしたくない旨をはっきりと上司に伝えるという手もあります。昇格試験を辞退するためにいろいろな策を弄するのが面倒ならこれです。

昇格試験を辞退しつつ、嘘でもやる気がないことを隠す言い訳として割とまっとうなものとして、

  • 今の立場でやりたいことがある
  • 専門的な仕事をし続けたい
  • 人を管理するのには向いていない

等もっともらしいことを適当に並べ奉っておけば大丈夫です。

昇格試験を辞退する際に気にしなくてもよいこと

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昇格試験を辞退すれば後々に何か不利になることがあるかもしれない、と思う方もおられるかもしれません。ですが昇格試験を辞退する際に気にしなくてもよいことは実際には存在します。ここではそれらを解説します。

将来昇給しなくなるかもしれない

昇格試験を辞退する際に気にしなくてもよいことは、将来給料が上がりにくくなるのでは?ということです。給与は勤続年数に応じて毎年増えます。「そんなことはない、うちは実力主義だ」そういう会社もあるでしょう。でもそれは日本では例外的です。

普通の会社は勤続年数が増えるごとに定期的に昇給します。ベースアップで定期昇給以上に給与体系が上がることもあります。

昇格試験を辞退したからと言って横並びの賃金体系において昇格試験を辞退した人だけが
給料が上がらなくなるということはありません。給料は一生懸命頑張って勉強して昇格試験をうけてスベッた人と同じ分だけ上がります。

昇格できなくなるかもしれない

昇格試験を辞退したら将来もう昇格はできなくなるのでは?という不安もあるかと思います。一度や二度昇格試験を辞退したくらいでは将来昇格できなくなることはありません。

ただ昇格試験を辞退したことになるだけで昇格試験を受けるチャンスはまたやってきます。だからそんなことにビビる必要はありません。また気が変わったら昇格試験を受けてみればいいだけです。

昇格試験を辞退するのまとめ

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今回は会社で昇格試験を辞退することについて解説しました。昇格試験を辞退したことがない方は、昇格試験を辞退することによって出世街道から外されるかもしれないなどと心配をする方も多いと思いますが、私の経験では昇格試験を一度辞退したくらいではそれほどの影響はありません。

私も昇格試験の受験を辞退したことがありますが、その次の年に昇格試験受験の案内が来ました。理由は受験資格を満たしているからです。結果はスベリましたがそれでも人生に特に何も影響は出ていません。

昇格して給料が少し上がっても、責任が重くなり忙しくなれば普通にただ損するだけです。
会社は人間の自尊心をくすぐって労働力を効率よく利用としているだけにすぎません。

もし昇格試験を辞退するのが気が引けるなら昇格試験を嫌々受験する方法もあります。

でも昇格試験を辞退したいくらいの会社であれば転職を視野に入れて考えてみてもいいと思います。昇格試験辞退を契機に転職を考えてみましょう。

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ABOUT ME
こんじゃるか
こんじゃるかブログを運営しているサラリーマン投資家です。中堅私大を卒業後、中小企業に就職、27歳で退職後大学院進学、大学院卒業後2011年から現職です。うつ病で休職→復職→再休職も経験してます。投資を始めFXを中心に、投資信託、高配当株、ソーシャルレンディングで資産運用中です。節約術も紹介します。
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