毎日とても忙しいお仕事をしておられるサラリーマンの皆さま、ご苦労様です。皆さんは「仕事はどんな仕事でも暇なものはない」という大人の嘘八百を聞いたことはないでしょうか。
ご存知の通り、仕事には同じ報酬でも猛烈に忙しい仕事もあれば、暇な仕事もあります。同じように働くなら楽な仕事のほうがいいですよね。はっきり言いますと、仕事はただの金稼ぎです。
ですから楽で暇な仕事であればあるほど得です。そしてこの世には楽な仕事はたくさんあります。このブログでは暇な仕事にスポットライトを当て、暇な仕事とはどのような仕事か、どのような仕事が暇かを解説します。
目次
暇な仕事とは
暇な仕事は基本的には以下のような仕事のことを言います。
そもそも業務量が少ない
暇な仕事はそもそもは与えられた業務量が少ないです。ですから、さっさとやるべきことを終えれば、あとは待機時間或いは仕事をしているふりをする時間、あるいは同僚とおしゃべりをする時間としながら勤務終了時間までを首を長くして待ちます。
ルーチンワークであること
暇な仕事は基本的にルーチンワークです。やることが決まっており、ルールどおりに行えばよく意思決定を迫られることが少ないものを言います。初めは仕事を覚える必要がありますし、慣れるまでにはしばらく時間がかかります。慣れればあとは体が覚えている通りすらすらと右から左にこなすだけでできるようになります。
肉体労働が少ない
暇な仕事は、体を動かし続ける必要がない仕事です。肉体労働は体を動かし続けなければならないので暇とは感じられないでしょう。守衛やガードマン、歩哨など歩いていたりずっと立っていればいい仕事は暇な仕事といえるかもしれません。ですが基本的には座っている仕事のほうが暇な仕事だと感じることが多いと思います。
定時で帰れる
暇な仕事はそもそもの業務量が少ないので残業をする必要がありません。毎日定時で帰れます。毎日勤務終了時間が待ち遠しい、そんな仕事が暇な仕事の特徴です。これなら仕事ごときに精神的、肉体的に消耗せずに済み、人生を豊かに過ごすことができます。
精神的プレッシャーが少ない
もし勤務時間が短く残業がなくても忙しく、プレッシャーが強い大きな仕事は強いストレスがかかります。普段暇な仕事であれば、たまに忙しい用事が来たとしても、本気を出せばササッとこなすことができますし、精神的なプレッシャーが少ないところがいいところです。
いるだけで仕事になる
暇な仕事はいるだけで仕事になるものが多いです。電話がかかってこない電話番、客の来ないお店の店番などです。電話がかかってきたり、来客がなければ何もしないでずっとボーっとしているだけでいいです。
暇な仕事のメリット
ここでは暇な仕事をするメリットを紹介します。暇な仕事につくメリットは以下の通りです。
楽ちん
基本的には暇な時間が多いので楽です。場合によっては眠気との戦いになるかもしれません。それくらい楽です。
マイペースで働ける
暇な仕事は、忙しくないので何かに追われることがありません。ずっとマイペースで仕事をしていくことができます。つまりこれをはっきり言うと、ダラダラ仕事をしても全く問題ないということです。
急いで仕事をかたずける必要はありませんので、ゆっくり、マイペースで、休憩したりぼーっとしたりしながら仕事をしているように装ったりしながら、仕事ができます。
精神的な負荷が少ない
暇な仕事のほとんどは精神的な負荷が少ないです。なぜなら時間に追われる仕事がないからです。ゆっくりまったり、落ち着いた気持ちで仕事ができれば精神的にはとても楽に感じます。
肉体的苦痛が少ない
暇な仕事は精神的な負荷が少ないのみならず、肉体的な苦痛が少ないことも特徴です。待機時間が長い仕事は、待機時間で体をゆっくり休めることができます。
生活にゆとりが出る
暇な仕事をしていると仕事で消耗しなくても済みます。ですから睡眠時間を確保したり、趣味の習い事をしたり、フィットネスクラブで運動したり、栄養バランスの良い食事を手間をかけて作ったりできます。余暇時間が増えて生活にゆとりが出ます。生活リズムも自然と規則正しくなります。
いろいろなことを考えることができる
暇は仕事に就けば、仕事中にいろいろなことを考えることができます。投資のことを考えたり、ブログネタをまとめたり、朝みた夢をメモしたり、好きな映画を最初から最後まで思い出したり、いろいろなアイデア、空想にふける時間がたっぷりあります。
長く働ける
暇な仕事はストレスも少なく体力的負荷も少ないため、長く続けるには最適です。「これは辞められない」と思えるくらい暇な仕事であれば、他の仕事に移るのが怖くなるほどやめられなくなります。
空いてる時間を活用できる
暇な仕事は、職場によっては空き時間を資格の勉強などに使ってもいいというところもあります。その場合、お給料をもらえる勤務時間を使って自分の自己啓発を行うことができ、一石二鳥です。
充実した余暇が送れる
暇な仕事につくと、充実した余暇が遅れます。忙しい仕事、ストレスのたまる仕事をしていると、仕事が終わった後も疲れが残るため、休日も休息時間を取らなけば疲れが取れない状況になります。
暇な仕事は勤務中に疲れがたまらないため、勤務終了後リフレッシュするための時間を設ける必要がなく、そのためプライベートの時間の多くを趣味や外出などに充てることができ、充実した余暇を送ることができます。
投下労力に対する報酬が高い
暇な仕事は給料が安い場合の多いです。ですが仕事内容が薄いので投下労力当たりの報酬が高くなります。砕いていうと、楽な割にはたくさん給料がもらえるということです。つまりコスパが高いんです。
暇な仕事のある職場とは
これまで暇な仕事のメリットを紹介しましたが、暇な仕事とはどのような仕事でしょうか。ここでは暇な仕事の代表的な内容に触れてみます。
暇な仕事は、マイペースで仕事ができる、期限がない仕事、ノルマがない、あと最も重要なことは人間とかかわらない仕事であることです。人間とかかわる仕事は、人間に思考が邪魔されたり、人間にペースを崩されたりしてなかなかぼんやりしている時間がありません。
暇な仕事をしたいなと思う方は、まずは人間と関わらなくてもいい仕事から探してみることをお勧めします。
暇な仕事をする際の注意点
暇な仕事はかなりお得ですが、いくつかの注意点もあわせもっています。ここでは暇な仕事をする際の注意点を解説します。暇な仕事をする際の注意点は以下の通りです。
時間がたつのが長く感じる
暇な仕事は楽は楽ですが、時間が経つのが長く感じることがあります。そういう時は時計ばっかり見ることになります。時計を見るたびに5分しかたってないことを嘆かなければなりません。5分ごとに時計を見る、これを12回繰り返せば1時間です。これを100回近く繰り返せば夕方です。
仕事が単調でつまらなくなる
仕事内容が刺激的であれば、いやいややっている仕事でも張り合いがでるということはあり得る話です。でも長い間刺激のない状態が続くと、仕事が単調でつまらないものと感じる度合いが強くなります。
収入が下がってしまう可能性
暇な仕事は業務負荷が軽い分、給料が安い傾向があります。激務高給の仕事は体はつらいですがお金が稼げます。暇な仕事は仕事の密度に比例して給料もやすく、人によっては金銭的に豊かな生活が送れなくなることがあるかもしれません。
ただし暇な仕事のすべてが給料が安いというわけではありません。それに労働基準法で最低賃金が定められているので、どれだけ暇な仕事でも最低賃金以上のお金はもらえますし、それならば華奢な生活をしなければ十分に生活にしていけますので安心してください。
やりがいを感じられない
暇な仕事は、追い回されない分気楽ですが、やりがいを感じることができず、つまらない時間の使い方と感じてしまうかもしれません。人によってはそれが苦痛にさえ感じることがあるようです。
採用のハードルが高い
暇な仕事は楽です。楽な仕事は人気が高いため採用倍率が高く競争が発生します。暇で楽で綺麗で安定していてそこそこのお給料の仕事は誰もがやりたいと思っているので、どうしても競争倍率が高くなってしまうところが注意点です。
肉体労働でつらい可能性
暇な仕事は楽だといっても、たまにしかトラックが来ない資材置き場の守衛をずっとしているのは体力的にはつらいです。トラック運転手も高速道路を巡行している間は鼻歌を歌いながらお金をもらえるので暇で楽ですが、拘束時間が長く、肉体的にきつい、という場合もあります。
暇な仕事をするときの時間のつぶし方
ここでは暇な仕事をする際の時間のつぶし方を紹介します。私がこれまでやってきた内容です。ぜひ参考にしてください。
かたずけ
仕事が暇なときにまずやってみればいいと思うことは身の回りのかたずけです。これをやれば時間をかなり使うことができます。デスク周りの環境もよくなり、すっきりします。仕事をしているように見せかけることもでき一石二鳥です。
資格の勉強
暇な仕事は勤務中にも膨大な待機時間があります。これは資格の勉強にはもってこいです。
資格を取れば資格取得報奨金がもらえたり、資格手当がもらえたりして金銭的インセンティブにつながります。
また人材としての価値が向上するため転職で自分を売り込む際に高い得点を得ることができます。仕事が暇ということはそれだけで価値があります。この時間を自分の利得向上のために活用しない手はありません。
スマホでトレード
暇な仕事の待機時間はスマホで株式やFX、先物取引をトレードするのに絶好のチャンスです。いまはアプリをインストールすればサクッとスマホでデイトレードが楽しめます。机の資料の隙間にスマホを置いてさっと操作すればそんなに見つかるものではありません。
給料ももらえてトレードでお金を増やせればまさに一石二鳥。人生を2倍使っているようなものです。
ネットサーフィン
暇な事務仕事では、ネットサーフィンが暇な時間をつぶす最高のお供になります。いろいろなサイトをみておけばいいのですが、私がおすすめするのは、Yahooファイナンス、天気予報、Googleマップ、Wikipediaです。Googleマップで世界をめぐる旅に出るもよしWikipediaで今まで知らなかった歴史的事実について学ぶもよしです。
Wikipediaの画面が気になる方は一度画面のテキストをすべてコピーしてメモ帳に貼り付け、それを読むという方法もあります。
エクセルで資産管理表作成
デスクワークで暇なときは自分の資産管理表をエクセルで作ることをお勧めします。グラフや表を組み合わせ、ライフプランニング表を作りこみ、きれいな資産管理表を作ってみてください。
周りからは仕事のデータを作成しているように思われますし、時間もあっという間に過ぎていきます。エクセルのスキルもアップするのでまさに一石二鳥、給料ももらえるので一石三鳥です。
不動産物件探し
仕事で暇なときは不動産投資を行うための物件探しをしましょう。スマホで不動産投資のポータルサイトにアクセスし、地域、金額、築年数、間取りなどの検索条件を入力すれば簡単に物件が検索できます。
良い物件が見つかれば収支計算をやれば、時間を有効に使うことができます。それにエクセルを弄って不動産の収支試算表を作っているさまは、状態は遠くから見れば一生懸命仕事の資料を作っている姿そのものです。
休息を取り鋭気を養う
暇な仕事はお給料をもらえる仕事中に休息をとって体力を回復させることができます。この機能を最大限に活用する方法としては、勤務以外の16時間のすべてを自分のやりたいことに使い、勤務時間を睡眠や休息に充てるというやり方も不可能ではありません。
勤務しながら体力を回復させ、英気を養うことができるのは暇な仕事の最大のメリットといっていいでしょう。
一人カラオケ
一人で勤務する場合や工場の現場など騒音がある場所なら結構大きな声で歌を歌っても誰にも気づかれません。一日中歌を歌っておけば眠気も飛ぶし、陽気な気分になるし、いろいろな思い出がよみがえり楽しい時間を過ごせます。
頭の中で映画をまるまる一本再生する
暇な部署ではやることがなくて手持ち無沙汰になることもあります。その際には好きな映画を頭の中でまるまる一本再生しましょう。私は若いころメーカーの現場で働いていたことがあります。
掃除のために休日出勤したときには、「天空の城ラピュタ」を最初から最後まで
セリフ付きで一本再生しました。2時間半くらいはこれで楽しめます。セリフまで覚えているほど好きな映画がある方におすすめの時間の使い方です。
業務改善
暇な時間は、仕事の効率を上げるための改善を行うのも一つの手です。自分の仕事がさらに暇になってしまうリスクはあるものの改善提案で賞金をもらえるならば、給料にプラスしてお金がもらえる可能性があります。
ただしやりすぎは禁物です。「あいつはやる気がある」と思われると昇進の対象になって針のむしろの上に座らされることになりかねないです。改善はほどほどにしましょう。
暇な仕事が向いている人
ここでは暇な仕事が向いている人について解説します。暇な仕事が向いている人は以下のような人です。
楽したい人
暇な仕事は暇であると同時に楽でもあります。ですから仕事はしないといけないけれどしんどい目はしたくない人には暇な仕事はぴったりです。
コスパ重視の人
暇な仕事は、会社に提供する労働の対価とそれに対して得られる報酬の効用を重視するコスパ重視の人に向いた仕事です。投下時間は同じでも投下労力を考えると、暇な仕事は給料が安くても十分に採算が合うからです。
給料が安くてもいい人
暇な仕事は給料が安くてもいいという方にも向いています。暇な仕事は労働密度が低いので給料はどうしても安くなりがちです。ですからたくさんお給料がなくても生活が成り立つというに向いているといえます。
趣味がたくさんある人
趣味がたくさんある人には暇な仕事が最適です。暇な仕事は頭の中でよそ事を考える時間がたくさんあります。この時間を趣味のことを考える時間に充てれば趣味が充実します。
仕事中に趣味をするのはだめですが、趣味のアイデアを考えて書き留めたり、そのようなことはできるようになります。そうすれば24時間という限られた時間を有効に使えます。
待つのが苦にならない人
暇な仕事は、待つのが苦にならない人に向いている仕事です。することがなくぼーっと時間だけが過ぎていく時間をイライラせずに過ごせる人にとっては暇な仕事は転職です。ぼーっと時間が経つのを感じていれば、もうすぐ夕方です。
暇な仕事を探す方法
ここまで暇な仕事での時間のつぶし方について解説してきましたが、ここからは暇な仕事の探し方について解説します。
暇な仕事は、「いるだけで仕事になる」現場などにたくさんあります。工場や警備会社、倉庫業もお勧めです。都市部より地方の製造業のほうが時間がゆったり流れていますので、地方の求人にも目を通してみることをおすすめします。
私の経験から申し上げると、中小企業より仕組みの整った縦割り社会の大企業のほうが暇な部署に当たる確率は高いです。
暇な仕事を見つけるためのポイントとは
暇な仕事を見つける一番メジャーは方法としては転職エージェントの利用があります。ただし、「暇な仕事をしたい」「暇そうだから応募したい」というのではなかなか、仕事を紹介してもらえないかもしれませんですが物は言いようです。
「集中して取り組む仕事で力を発揮できるタイプである」「時間に追われない環境で付加価値をつけることが得意」など適当にわけのわからないことを言っておけば、相手は勝手に納得してくれます。
「暇な仕事なんてものはない」という嘘をつく大人を何人も見たことがありますが、世の中には安定して尚且つ暇な仕事があることを私はこの両目で見てきています。
暇そうだ、楽そうだと思う仕事はだれしもやりたい仕事ですので競争は激しくなりますが、下手な鉄砲も数うちゃ当たる、まずはたくさん応募をして見ることをお勧めします。
暇な仕事の求人に応募するときの注意点
暇な仕事の求人に応募する際には注意点しなければならないことがあります。注意点としては以下のようなものがあります。
仕事が暇そうだからという本音を言わない
暇な求人に応募し採用してもら追うと思ったときまず注意するべきは「志望動機は、この仕事が暇そうだったからです」という本音を言わないことです。
「自分に向いている仕事だと思ったから」や「以前から興味がありやってみたい仕事だった」など、相手の受けがよさそうな動機を考え、アドリブを利かせながら相手に合わせて受け答えをすればいいです。
「暇そうな仕事から」という志望動機で申し込んでくることは人事担当もわかってはいるものの、そこは「大人のプロレス」です。うまくやりましょう。
業務内容をしっかり調べておく
求人の内容は誇張した内容が含まれている場合があります。「アットホーム」「マイペース」など耳障りのいいことばかり書いてあるところは少し注意して評判を調査してみましょう。働きやすい仕事を聞き分ける腕も重要です。
暇な仕事一覧
これまで暇な仕事について解説してきましたが、ここからは具体的に暇な仕事を紹介していきます。巷には以下のような暇な仕事があふれています。
施設警備員
施設警備員は業業施設や百貨店、ビル、企業や官公庁に駐在して施設の警備をする仕事です。通常時の業務としては、建物の設備の定期的な確認、防火、防災機器の監視、防犯のための監視、巡回、郵便物の受け取り、鍵の管理などです。
現在は各所にモニターが設置されており、巡回をしなくても常時監視が可能になっています。巡回も定期的に行いますが、ほとんどの時間が「待機」状態となります。非常事態が発生すれば突発的に忙しくなりますがそんなことはめったにありません。普段はほぼずっと待機状態。つまり暇です。
ビルメンテナンス
ビルメンテナンスとは、商業ビルなどの管理や監視、保守業務を行う仕事です。ビルメンとも訳されます。夜勤は一人で行う場合が多く、ノルマがなく、勤務時間における待機時間が長いため暇な仕事です。
夜勤があったり、シフト当たりの連続勤務時間が長いことがありますが、その場合は翌日が休みとなることが多いようです。施設警備員と同じく、機会の故障や不審者侵入などの突発事項がなければほとんどの時間が待機時間となる仕事です。
ビルメンテナンスでは電気工事士や危険物取扱者などの資格を持っていると資格手当がつき待遇がアップすることもあります。待機時間をつかって資格の勉強に当てることができることもメリットの一つです。
夜勤となる場合があり、体力的にきつい部分がありますが、夜勤は入館対応などをしなくてもいいのでルーチンワーク以外はほとんどの時間が待機状態となり、実際にはかなり楽です。
一人で勤務する場合には人間関係にも煩わされずに済みます。また交通誘導員等とは違い、冷暖房の効いた屋内で座って待機することができますので体力的はとても楽です。
マンションの管理人
マンション管理人は字のごとくマンションの管理をする仕事です。共有スペースを掃除したり、来客の対応をしたり、設備を点検したり、故障を連絡したりを行います。マンション管理人の仕事は、庭部分の清掃などを除き、ほとんどが室内で行われます。
天候にも左右されません。基本的には一人でする仕事が多いです。来客対応や一定のルーチン業務以外のほとんどは待機時間となり暇です。トラブル発生時、マンションとの管理組合との会議など面倒な仕事はありますが基本的には楽です。
マンション管理人では、マンションの管理室に住み込むことが許される場合があります。その場合通勤時間も無くなり、住居費も浮かせることができます。
交通誘導員
交通誘導員は、道路の工事を行う際の誘導係や、ショッピングセンターの出入り口、駐車場の誘導を行う仕事です。炎天下、北風の中業務する場合もありますが、精神的には暇です。営業のように愛想よくする必要もありませんしシフトが終わればすぐに帰れます。
一般事務職
一般事務は企業やオフィスで事務作業を行う仕事です。一般職という職種の女性がデータ入力や書類作成、電話対応、事務処理を行うイメージがあります。業務のメインは伝票処理や書類作成のルーチン業務です。
折衝や意思決定、営業は総合職が行いますので事務職の方はルーチン業務を行います。仕事量は比較的少なく自分のペースでできる仕事がほとんどです。また空調の効いた部屋で座ってできるデスクワークの仕事ですので肉体的に楽です。
受付
大きな企業のオフィスは受付をを置いている場合があります。入り口での取次対応が主な業務です。来客が多い企業の受け付けは忙しいですが、本社機能だけが置かれたビルの受付は暇です。
コロナで出張が控えられ、リモート会議が多っている現在、この傾向は顕著です。そうはいっても受付をなくすわけにもいかないので多くの場合受付係は置かれています。でも来訪者の少ない会社の受け付けは暇です。
来客対応、応接室予約、電話取次などのルーチンがありますが、それ以外は暇です。残業も基本的にはなく毎日定時で帰れます。暇なときには隣の人と世間話をしたり、カウンターの下に隠したスマホをちらちら見ても基本OKです。
客のこない店の店員
客がひっきりなしに来る店の店員は忙しいですが、客がめったに来ない店の店員は暇です。
外に出て客引きをする必要もありませんし、閉店時間が来たら仕事は狩猟です。イメージとしてはさびれた商店街の古本屋や紳士服店、質屋などをイメージしてみてください。ほとんどの時間を番台で座って終わることになります。
清掃作業員
清掃作業員は、指示に従いビルや商業施設を清掃する仕事です。業務は基本一人で行います。判断を求められることもなく、与えられた仕事をすれば終わりです。普通のビルの清掃作業はそこまでハードなスケジュールを与えられることはありません。暇な仕事です。
ゴミ収集員
ゴミ清掃員は家庭ごみを収集しごみ処理センターでごみを分別する仕事です。臭いがきになるというところはありますが、仕事自体は単純です。
あまり電話がかかってこないコールセンター
コールセンターといえば、「なかなかつながらない」「ひっきりなしに電話がなる」というイメージがありますが、中には電話がかかってこないコールセンターもありますそういうコールセンターの電話番は暇です。
電話がかかってくればマニュアル通りの対応をして、また電話が買ってくるのをずっと待つ。時間になれば「本日の受け付け時間は終了いたしました」に設定を切り替えて業務は終了です。
大学の事務職員
大学の事務職員は大学の運営を行う職員のことです。研究員や教授とは異なり経理事務や大学の運営自体に携わります。
大学は学生が支払う学費や寄付、政府からの教育補助金で運営されていますが、営業活動により利益を得るという形態ではありませんので営業ノルマは求められないことが普通です。業務のスケジュールも通常のルーチン業務と年間予定に即した業務があり、年間行事をこなしていくスタイルです。
大学は安定した職場であるため残業も少なく充実したプライベートライフが送れます。危険な仕事、汚い仕事もないため仕事は楽ですが、人気があるため就職のハードルは高いといえます。
美術館職員
美術館職員は美術館の入り口でチケットを確認したり、通路の案内をしたりする仕事です。
美術館を訪れる人はマナーを学ぶ階層の方がほとんどなので面倒なやり取りも発生しません。観覧者の案内、監視、誘導などが主業務となり、静かで暇で楽な仕事です。
博物館職員
博物館職員は美術館職員と同じく、受付や案内をする仕事です。ノルマもなく、閉館時間になれば仕事が終わるので楽です。
図書館職員
図書館職員は市役所職員や司書の資格者が勤務する仕事です。貸出返却や蔵書の管理などを行います。図書館は環境が静かで落ち着いており、業務もルーチン化しているので暇です。非正規採用の司書の待遇はよくありませんが自分のペースで落ち着いて仕事をしたい人に向いています。
工場作業員
工場作業員は肉体的には辛い部分が多いですが、比較的暇な仕事でもあります。工場内軽作業は、単純な作業の繰り返しです。最初は集中力がいりますが、慣れれば心を違う場所に飛ばせるようになります。
間違ってもやり直せる仕事が多いですし、単純な作業が多いです。マニュアルの作成や不具合対応は総合職のスタッフに言えば対応してくれます。作業員は手を動かしていればOKです。人と関わる仕事や電話対応、メールとも無縁で時間がくるまで作業をしていればいいだけです。
トラック運転手
トラック運転手はトラックを運転し、荷積み、荷下ろししたり、宅配物を配達する仕事です。ほとんどの時間はトラックの運転に費やされます。運転中はラジオを聞いたり鼻歌を歌ったりしながら運転すればOK。
安全運転に注意する必要はありますが、決められた仕事を行うだけの仕事なので暇で楽です。
タクシー運転手
タクシー運転手は、乗客を目的地まで運ぶ仕事です。自動車の点検や経理業務もありますが、基本的には車を運転する仕事です。自分のペースで働くことができ、一人で仕事ができます。そこそこ暇な仕事ですが歩合給のためあまり暇すぎるとお金が儲からないところがデメリットです。
社内SE
社内SEは社会のシステムを扱う仕事です。PC管理、サーバー管理やトラブルシューティングを対応する仕事です。営業をしたりする仕事ではなく、トラブルシューティングを中心とした業務となるため仕事自体は忙しくありません。
システムエンジニアという仕事は、激務というイメージがありますがそれはシステムの構築を受注しプログラムを作る業種のことです。自社のサーバー管理や保守、ネットワークやメールシステムの管理をしている社内SEの仕事は激務ではありません。大企業の社内SEの仕事は暇な仕事に分類されるでしょう。
倉庫管理員
倉庫管理員は倉庫で商品や在庫の出し入れの管理や荷下ろし、荷入れを担当する仕事です。
明細を見ながらフォークリフトや台車を使って物の出し入れをする仕事なのでマイペースに働くことができ、忙しくはありません。
薬剤師
薬剤師はドラッグストアや調剤薬局で処方箋に書かれた薬を処方したりする仕事です。製薬会社で新薬の研究開発を行う方もいます。
薬剤にしなるためには薬学部を卒業し国家資格である薬剤師の資格をとる必要があるため参入ハードルは高いですが、待遇がよく、仕事も楽です。おすすめはドラッグストアではなく、流行っていないクリニックの横にある調剤薬局の薬剤師です。お客さんも少ないので暇で楽です。
一般職の地方公務員
地方公務員は概してそこそこ楽で暇です。特に行政職ではない一般職がおすすです。地方自治体でも財政や中核の行政職は激務である場合もありますが、補助的な業務を担当する一般職は暇な場合が多いです。ただし、一般職でも公務員試験にパスしなければなりません。
団体職員
団体職員とは地方自治体、政府等の外郭団体等のことです。待遇は公務員に準じる場合が多く、営利を目的とした団体ではないためノルマもなく、比較的暇な仕事です。
セルフのガソリンスタンド
ガソリンンスタンドの店員は暑い中、寒い中でも屋外にでて接客する必要がありますが、セルフのスタンドは顧客自身がそれらを行うため、屋内で待機できます。夜勤の場合は顧客が少ないのでさらに暇になります。
不動産オーナー
不動産のオーナー、一般でいう大家さんは、所有する不動産から賃貸収入を得るビジネスです。オーナーは不動産の管理人ではないため入居者の募集や管理は不動産管理会社に外注しています。
ですから不動産オーナーは不動産管理会社からの入金の確認や、入居者や退去者の情報確認を行えばいいだけのため相当暇です。ただし不動産オーナーになるには不動産を所有できるだけの資産を持つか、金融機関から融資を引くだけのリテラシーが必要です。
個人投資家
個人投資家は、自己資金をリスク資産に投資しリターンを得るために運用するのが仕事です。一般的には外国為替、債券、株式や投資信託、先物取引や金融派生商品などに投資し、トレードをすることにより利ザヤを稼ぎ糧をえています。
自己資金を失うリスクはあるものの、自分の裁量と判断で投資をするため、時間は自由に使うことができます。投資がうまくいかないときは辛いですが、良好な成績を収めているとき、安定しリスクの低い投資対象で資産を運用する投資家は暇です。
暇な仕事の探し方
ここでは暇な仕事の探し方を紹介します。暇な仕事の探し方は以下の通りです。
就職エージェントを利用する
仕事を探す方法としてはハローワーク、転職サイト、転職エージェント等がありますが、私は人材を求めている企業と求職者のマッチングをサポートしてくれる転職エージェントを活用することをおすすめします。
楽な仕事を見つけるには、転職エージェントに登録し、向こうから紹介を受けた案件に応募するのが就職の近道だからです。転職エージェントのコンサルタントは業界に熟知しているため的確なアドバイスを受けることができます。
どこが働きやすいか、つまりは楽で暇かも知っていると思います。優良案件の多くは非公開求人です。非公開求人は転職エージェント経由でなければ、申し込みができません。ですから有利な転職をするには転職エージェントを活用することがポイントです。
おすすめの転職エージェント
ここでは暇な仕事にありつくために活用すべき転職エージェントをいくつか紹介します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは人材紹介業界の最大手であるリクルートが運営する転職エージェントです。最大手であるということもあり、だれもが一番に登録する転職エージェントでもあり、幅広い業種から優良な非公開求人を取り扱っています。
転職を成功させた経験豊富な転職コンサルタントも多数在籍し、業界との太いパイプもあるため登録必須のエージェントといえるでしょう。
DODA
DODAはパーソルが運営する大手転職エージェントサービスです。リクルートエージェントと並ぶ転職エージェントの最大手の一角です。非公開求人件数も多く、実績があるため、リクルートエージェントともに登録すべき転職エージェントです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは就職サイトで有名なマイナビを運営する毎日新聞社グループの転職エージェントです。マイナビエージェントは、顧客満足度が高い転職エージェントしても有名で、とくに若手の転職に強いことが特徴です。
パソナキャリア
パソナキャリアは大手人材の一つパソナが運営する転職エージェントです。書類の添削が丁寧であるなど、サービスのきめ細かさに定評があります。非公開求人の数も業界トップクラスです。またパソナキャリアは女性の転職に強いことも知らています。キャリアを伸ばしたい女性や管理職や専門職で転職を目指す方はぜひ登録するべき転職エージェントです。
暇な仕事のまとめ
前回の楽な仕事に続いて今回は暇な仕事を特集しました。暇な仕事は、そもそもやることが少ない、待機時間が多い、ルーチンワーク、残業が少ない、が基本です。
忙しい仕事は、同じ時間分仕事をするにしても、労働の密度が高い分、忙しく投下しなければならない労力が大きいためとても疲れます。そして損です。ですから仕事を探す時には、できるだけ暇そうな仕事を探してください。
暇な仕事を見つけてそこに潜り込んだ人こそ、就職活動や転職活動の本当の勝ち組です。このブログを参照しぜひ皆さんも暇な仕事を見つけて人生の勝ち組になってください。転職エージェントに登録し、活用すれば暇な仕事に就職できる機会はぐっと増え、転職に成功する確率は飛躍的に高まります。