毎日遅くまで労働し、会社の所有者たる資本家の資産形成のために時間と労力を提供している皆様、毎日遅くまでご苦労様です。
日本のサラリーマンは仕事というもの、そしてその内容に妥協せず完璧を求め、効率が低くなるほどのの過剰品質をもって頑張っていらっしゃいます。仕事は真面目に一生懸命頑張り、まっとうに生きなければならないとされていますが、これは本当でしょうか。
私はこれまで何十年かサラリーマン人生をおくってきました。いろいろな苦労もし、海外出張、営業、本社勤務、いろいろな職場を経験し様々な事業所で勤務をしてきました。そこでわかったことそれは「仕事は適当でOK」という真実です。
今回は仕事は適当でOKであること、そしてその理由について解説します。
仕事は適当でOKの理由
仕事は適当でもOKだということには以下の理由があります。
頑張っても給料は同じだから
仕事のほとんどは月給の固定給です。これは一か月に何時間役務を提供した架によって給料が決まるシステムです。ということは時間を費やしてさえすれば給料は一緒です。
頑張ろうがサボって適当にやってようが同じです。それならば適当にやってた方が投下労力あたりの給料としては高くなります。適当にやってたほうが得でしょう。
頑張れば頑張るほど損です。給料は同じなのに投下労力があがるから。誰ででもわかることです。
頑張ったら管理職にされるから
仕事は頑張ったら頑張っただけ楽になり待遇が良くなるということはありません。頑張って仕事を処理した分だけ別の仕事が舞い込みます。そしてそれが認められると管理職にされてしまう。
管理職にされてしまうと雀の涙ほどの管理職手当を支給され、針の筵に座らされ、残業代が支払われずに働かされ放題になります。そうならないために仕事は適当にしておきましょう。
適当でいい加減で手を抜くやつと思われておくと管理職にさせられずに済みます。
適当にやっても大丈夫だから
仕事は適当にやっても大丈夫なんです。きっちりやっても給料は同じ。特に部内資料は適当でOK。誤字脱字があったり、ちょっとずれてても意味が分かれば大丈夫です。
あと適当にやってミスっちゃっても会社に多大な損害を発生させてしまわない限り怒られて終わりです。多大な損失を会社に発生させてしまっても首になりません。頑張ったけどダメでした、で終わりです。
もしあなたが適当に仕事をして大失敗しても責任は上司がとってくれます。あなたは失敗しても会社にダメージがない仕事をすることになります。楽です。ですが給料は同じです。ということはより少ない労力で給料を得られるようになるということです。得です。効率的です。
適当にやってても首にはならないから
正社員は仕事を適当にやったくらいでは首になりません。「真面目にやれよ」ってけむたいことを言われてる程度で終わりです。首になりません。賞与も減ったりしません。
一般的な日本の会社は賞与は業績と連動したり、労使の協議で一律に決められるからです。義務教育でテスト勉強せず宿題も提出せず成績が悪くても問題なく卒業できたように会社に行っても同じです。
適当に毎日過ごしていれば給料は入ってきて生きていけるようになっています。
金の稼ぎ方はほかにもあるから
生活費を稼ぐ方法は何も人が経営する事業所に従業員として雇われてそこに勤務して給料をもらうというだけではありません。
フリーランス、金融所得、いろいろな方法でお金を稼ぐことができます。「仕事をして給料をもらう」というのは自分の才覚で稼げない人間がやる最後の手段だと思います。仕事をすることだけが金を稼ぐ唯一の方法ではないです。
会社の所有者の資産形成を手伝ってるだけだから
会社に雇われて仕事をするという行為の本質は、固定的な賃金で会社のオーナーの利益が最大になるように奉公をするということです。固定的な賃金で雇われているだけです。
最終的な利益はオーナーのものです。仕事を頑張ってもあなたの人生の価値が上がるわけではありません。だから仕事は適当でOKです。
仕事は適当でOKのまとめ
今回は仕事は適当でOKという題名でブログを書きました。このブログを書こうとおもった理由は「仕事なんか適当にしておけばOKだ」と思ったからです。なぜそう思ったのか、それは仕事は適当でOKということが事実だからです。
仕事とは労働です。労働とは数あるお金を稼ぐ方法の中の一手段にすぎません。好きで労働をやっている人はいないと思いますが、労働、つまり仕事は適当にやっておけばいいんです。ただの金儲けだからです。
リスク限定の安定した金儲けを選好したのに一生懸命やってしまっては台無しです。適当にやって固定給をもらえるのだからできるだけ適当にやっていくことが人生の最適解です。
仕事は適当に、そして人生は真面目にやっていきましょう。そうすればあなたの人生は幸せに、そして充足に満ちたものになります。
このブログが皆様の幸福の総和の最大化に寄与できれば幸いです。