皆さんはどのような生き方を選択肢て過ごしていますか。大学生の方、サラリーマンの方、派遣社員の方、フリーランス、いろいろな仕事、ビジネスをしながら人生を送られていると思います。
私も自分なりに楽な生き方を考えました。ネットでも楽な生き方がないか調べてみました。でも出てくるのは精神論ばかりです。殆どが「楽して生きる気持ちの持ち方」みたいな気休めにもならない内容ばかりです。
楽して生きる、気楽に生きる気分の持ち方はほかの方の勘違いブログ記事に譲るとして、ここでは現実的な利得を最大化して楽して生きる方法を紹介します。
目次
楽な生き方
私が考える現実的な楽な生き方を以下に紹介します。
障害年金
身体障害や知的障害、精神障害をお持ちで生活に不自由を感じている方は障害年金を受給できます。
寝たきりまたは寝たきりに近い方、就労できない状態の方、就労はできるものの生活に著しい制限がある方等、障害の程度、最初に受診した時に掛けていた年金の種類に応じて受給額は異なりますが、生活水準を低く抑えれば障害年金だけでギリギリ生計が成り立つだけの支給額を得ることも可能です。
障害を持ち就労が困難で生活に支障を来している方は、この年金によって生活費が保証されるため苦しい思いをしながら過酷な条件で働くことから解放される等、多少楽に生きることができるかもしれません。
障害年金を受給しながらの就労
障害厚生年金3級は、一定の制限を受けた状態で就労しながらも受給できます。例えば、アルバイトや短時間労働を行なっている人、障害者雇用で業務量、業務負荷や体調に配慮を受けながら働いている人は障害年金を受け取りながら働いている方はたくさんいます。
またもっとも体調が悪く働けない状態で診断をうけ、障害年金の需給が決定された方は次の更新までに体調が寛解しても更新までは障害年金を受け取れます。
身体障害で永久認定を受けた方は、働いているかどうかにかかわらず一生涯障害年金を受け取ることができます。
障害基礎年金と老齢厚生年金の併給
65歳を超えると老齢年金を受けることができますが障害年金を受け取っている方は老齢基礎年金の代わりに障害基礎年金を受け取ることもできます。老齢年金は掛けた期間により支給額が変わるため満額もらえない場合もあります。
障害基礎年金では最低支給額が決まっており、老齢基礎年金の満額=障害基礎年金の最低額となるため、国民年金を未納していて老齢基礎年金が満額もらえそうにない方で、障害年金を受給できるだけの資格を持っている方は、障害基礎年金と老齢厚生年金をセットにすればちょっとお得になるかもしれません。
就職困難者の失業手当
障害者手帳を持っていれば、会社を退職して求職活動をする際、ハローワークから就職困難者に分類され受給できる期間が一般の被保険者より長くなります。受給要件は年齢と被保険者であった期間によりますが、最低でも150日もらえることになります。
- 45歳未満 で被保険者の期間が半年以上1年未満の人の失業手当 150日
- 45歳~60歳で被保険者の期間が半年以上1年未満の人の失業手当 150日
- 45歳未満 で被保険者の期間が 1年以上の人の失業手当 300日
- 45歳~60歳で被保険者の期間が 1年以上の人の失業手当 360日
給付制限は一般被保険者と同じで自己都合で退職した場合は原則は3か月ですが、病気で働けない状態であるなどの理由があれば自己都合でも給付制限が発生しない場合があります。
これの条件を上手く活用すれば、1年働いて300日失業保険を貰う、というのを20回繰り返せば40年経ちます。労働する時間は一般の人の半分で済みます。就職の際は障害者枠から仕事を探せば仕事に困ることはありません。生涯賃金は当然あまり多くなりませんが、お金を得るために費やす労働力や時間が少ないので効用は非常に高いです。
失業手当と障害年金
失業手当と障害年金は併給できます。
厚生年金に加入している時に精神疾患の初診日があれば障害厚生年金を申請できる要件に当てはまります。それから、3年に一度の更新の時、失業状態にもっていけば、障害厚生年金2級が受給できる状態をキープできます。
失業手当と障害年金は併給できますので、これら二つを合わせて生活すればおそらく生活費に困窮することはないと思います。
これで作った自由な時間をもとに、個人事業主を登録しないで雑所得として得られるビジネスを展開してください。そうすれば生活費はもっと豊かなります。個人事業主でもなく、失業中であるため失業手当も受給でき、もちろん障害年金も受給できます。
大家さん
資産がある方はワンルームマンションや区分マンション、一戸建てを何棟か持って管理会社に管理を委託しましょう。そうすれば、建て替えや修繕等のイベント以外では、管理会社から自分の通帳に振り込まれる通帳の残高をみるだけで生活ができるようになります。
退去リスク、家賃滞納しながら出て行ってくれないリスク、経年劣化による資産価値の減少等のリスクは自分で負うことになりますが、地震や火災については保険でリスクを転嫁できますし、なにより事業を自動化できるというのは楽です。自由な時間が増えます。
大家さんになりたいけど、お金がないという人は、地銀や信用金庫、政策金融公庫で融資を受ければ少ない資産でも始めることができます。ですからお金がないから大家さんになれないということは実際にはありません。
投資家
少ない資金を回転させて稼ぐトレーダーのようなスタイルの投資家はストレスも大きく決して楽な仕事ではありませんが、一定規模の純金融資産をもつ投資家になれば楽な生き方ができます。
キャピタルゲインを狙わず、配当や分配金だけで生活資金と再投資をするための資金があれば、少なくとも賃金労働者をする必要はありません。またチャートに張り付く必要もなく、時々資産構成を調整するだけで生活ができていきます。
1億円程度の株式があれば、300万円分の配当金を手に入れることができます。これだけあればつつましい生活をすれば生活に困ることはありません。
農業
もし実家が広大な土地を持っている方でしたら、実家の稼業を次いで農業をやってみるのもいいかもしれません。体力的にはとてもつらい仕事であり、なかなか金儲けは難しいかもしれませんが、都会でせこせこ働くより気持ち的に楽な生き方ができるかもしれません。
今はネットで広報活動や営業活動ができるため、販路拡大や集客を行いやすく、地元の直売所やJAに卸す以外の様々な方法で事業を拡大できます。
家業を継ぐ
実家が自営業か小規模な法人を経営しており、経営が盤石で優良顧客に恵まれている場合、家業を継ぐというのもいいといいとおもいます。親がリタイアすればそのまま社長になれば大丈夫です。酒屋、たばこ屋、問屋などをやっている場合がこれに当たります。
大手企業の社内ニート
大手企業の社内ニートは結構楽な生き方です。仕事がないのは苦痛と感じるかもしれませんがノルマもないし、残業もなくて、時間がくればさっと帰れます。平均的な月給と平均的な賞与を貰い仕事が楽ならいうことはありませんね。
親戚の会社の非常勤役員
実家の稼業を継ぐ方法に以外にも楽に生きる方法はあります。もし親戚が事業をしている場合、そこの会社の非常勤役員や社外取締役、相談役や顧問にしてもらい、役員報酬を受け取れるようにしてもらいましょう。これで労働実態がなくても社員は社員です。
生活保護
最低賃金(1000円)で一日8時間×20日働くと、一か月16万円です。費やす時間は160時間。地域、世帯によって状況は違いますが、生活保護を申請し生活保護を受領すると、一か月で13万円位が受け取れます。これにかかる時間は0時間です。投下労力に対する効用は分母がゼロなのでピーーーーーーーーーーーと測定不能です。
もちろん働くのが難しい状態であること、親族の援助を受けることができない状態であること、売却できる資産がないことなど制約がありますが、お金がもらえて時間は24時間自由に使える。そして医療費も無料。最強の楽な生き方の一つです。資産を持っていると生活保護が申請できないのがネックです。
生活保護+障害者加算
上で説明した生活保護ですが1級、2級の障害者手帳を持っている方はさらに26750円の障害者加算がつきます。15万円ほどの保護費が受け取れながら自由な時間を確保できます。これはさらに最強の楽な生き方です。
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まとめ
本日は楽な生き方について解説しました。巷には気持ちの持ち方、考え方を変えて楽な生き方をする錯覚の仕方を紹介している精神論ブログは山ほどあります。
精神論で楽して生きるやり方はほかのブログにお譲りするとして、今回は金銭的に、または本当の意味で働くせずに金に困らない生き方をするという楽な生き方を紹介しました。
全て現実的で、誰でも実践できる内容ばかりです。困ったときはぜひ実践して楽で素敵な人生、誰にも振り回されない人生をつかみ取ってください。
本日のブログが皆様の人生の参考になれば幸いです。