これまで体調不良に陥ってしまった時の対象法について解説してきました。
うつ病が疑われる状態で、会社の保健師さんに相談し、産業医面談などを行ってみて、うつ病等の症状が疑われる場合、心療内科を受診してみましょう。もし心療内科を受診し、仕事をしてみて、それでも体調が回復しない場合は、心療内科のお医者さんに相談し、診断書を書いてもらい会社をお休みすることをお勧めします。
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心療内科で処方された薬を飲んでみる
心療内科にいけば、心を落ち着ける薬や、眠りを深くする薬を処方してもらえると思います。まずはこれを飲みながら仕事に良き様子を見てみてください。薬が効き始めるのは一週間くらいかかると言われています。
心療内科を受診したことを上司にも伝えよう
心療内科を受診し服薬治療を行い始めたことは上司にも伝えておきましょう。事業所は、従業員の健康に配慮するという安全配慮義務がありますので、上司はあなたの話を聞いてくれるはずです。
自分がどのような状況になっているのか、体調がどうなのかを正直に伝えておけばいいと思います。そうすれば診断書を出して、休職することになった場合にも信頼関係をつなげることができます。
薬を飲んでもだめな場合、診断書を書いてもらおう。
心療内科を再受診しその後の経過を主治医に説明しましょう。仕事のストレス自体がうつ病の原因の場合、薬を飲んで症状が緩和される場合もありますが、そうならないことが多いと思います。私の場合、お医者さんから「休んでみますか?」という優しい声をかけてもらえました。例えば、「〇月〇日から〇か月の加療休務を認めます」などの診断書を書いてもらいましょう。
私の体験談
私の場合、保健師さんに心療内科での診療の様子、体調的にギブアップの可能性が高いことを、あらかじめ伝えていました。診断書を書いてもらったことをまずは電話で保健師さんに伝え、その日のうちに上司に連絡をしてもらっておきました。
次の日出社し、上司に報告、そして引継ぎを行おう
診断書に書かれた日付から、医師の診断書の効力が発揮されますので休むことは可能ですが、動けない場合様な重篤な状況を除き、次の日にはいったん出社し、心療内科での診察の様子について上司に話をしましょう。また一応、ご迷惑をかけてしまうことになることを侘び、引継ぎの準備に映ってください。
これまであなたが上司、保健師さんとよくコミュニケーションをとっていれば、会社と上司はあなたの休職を想定し、仕事の割り振りなどをシミュレーションしているはずです。
一日でできることは自分でこなし、できないことは引継ぎリストを作って引継ぎを行ってください。そして休職に入ってください。そのあとは仕事のことは考えず、ただゆっくり休むことが大事です。
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まとめ
休職に入ったら、まずは心と体を休めることに専念してください。会社は幸か不幸か、自分がいなくても回っていきます。これまで順を追って上司や会社とコミュニケーションを撮っていれば信頼を損なうことなく休職に移行できるはずです。
中には、心無い言葉をかけてくる人もいるでしょうが、誠意をもってあいさつをしましょう。そしてゆっくり体の調子が戻るのを待ちましょう。