皆さんは新聞を購読していますか。今はネットの情報が氾濫するようになり、新聞を取らなくてもタイムリーなニュースには事欠かなくなりました。
ネットでニュースを見れるのだからわざわざ新聞を取らなくてもいいのでは、という方もおられると思います。実は私も最近まではそう思っていました。しかし、日経新聞を購読してみるとこれが案外金儲けのための有効な情報の宝庫であることに気が付きました。

本日は日本経済新聞を購読するメリットについて解説します。
目次
日本経済新聞とは

日本経済新聞(日経新聞)は、日本経済新聞社が発行する経済紙です。経済や産業、金融系の記事が多く、株価欄などを多くのビジネスマンが情報源としています。購買者層の年収は他の全国紙より高いことも特徴で、高額所得者や富裕層との親和性が高いことも特徴です。
日経新聞の定価は、1部売りでは朝刊180円、夕刊70円です。1か月の定期購読では、朝夕刊セットで4383円です。宅配用の定期購読をしている方は、1000円を追加で支払うことにより有料会員登録ができ電子版を購読できます。
記事内容の政治論調は、中間あたりといったところであり、保守、革新ともにどちらにも
傾倒しない内容となっています。
日経新聞は経済紙ですので、内容は経済や産業、金融などの内容が多いです。株価の市況コーナーには、東京証券取引所だけではなく、札幌や名古屋、福岡証券取引所の情報も記載されています。経済記事や、社会記事は充実していますが、スポーツ関係、地方記事については他紙と比べて弱く、芸能ニュースなどを取り上げることは殆どありません。
日経新聞電子版の有料会員数は50万人を超えており、有料電子版のメディアとしてはニューヨークタイムズやウォールストリートジャーナルなどに次ぐ規模となっています。
日経新聞を読むメリット

日経新聞を読むメリットは以下の通りです。
株式、商品市況、為替等の金融情報が満載
株式や金融関係の情報がたくさん取り上げられており、節税や資産運用のコラムも豊富です。金儲けのヒントがたくさん取り入れられており、富裕層にとって必要な情報が盛りだくさんです。
ビジネスや実業に関する記事もたくさんあるものの、富裕層や資産家が興味を持つと思われる税金、相続、有利な資産運用、不動産投資、保険等のコラムも多く、有利な資産形成へのヒントが多く盛り込まれています。
自分の興味がある情報以外もみることになるため、目線が偏らない。
ネットニュースは自分の好きな記事だけを選んで読んでしまうため、見る記事に偏りができてしまいます。日経新聞では、記事の重要度に応じて見出しの大きさなどが工夫されているため、パッと目に入ってきます。自分目線では見逃してしまいがちな情報が得られ、新たな気づきが訪れます。
重要性の高い記事が選別されている
新聞記事では記者の選別により重要な記事とそうではない記事があらかじめ分類されていますので大きな見出しを読むだけでも社会の流れが大まかに把握できます。
情報の信頼性、権威性が高い
日経新聞は全国紙の中でも情報の信頼性、権威性が高いことでも有名です。また政治的に中立であることも偏った目線を避けることができるという点で有益です。
経費になる
日経新聞はゴシップ紙ではないため、専門性のある情報源と見なることができ、経費になります。
日経新聞購読で留意するところ

日経新聞購読で留意するところは以下の通りです。
娯楽性がない
日経新聞の記事はユーモアにあふれているわけでもなければ、滑稽、皮肉な記事もありません。つまり面白みがないということです。でも読者はこれらを求めているわけではないので
これはこれでいいと思います。
お金がかかる
新聞を定期購読するにはお金がかかります。ただ、副業で外貨FXや証券投資を行っている場合、資産管理法人を立ち上げている場合などは日経新聞は経費に計上できます。
あまりためにならない日経新聞の読み方

私が思うためにならない日経新聞の読み方は以下の通りです。
一般常識を身に着けるために読む
一般常識を得るためにわざわざ日経新聞を購読してまで読む必要はないと思います。わざわざ新聞を読まなくても一般常識は身に着けられます。日経新聞は経済と金融、金儲けのヒントを得るための情報源として読むことが望ましいです。
雑談のために読む
人の会話のために日経新聞を読むというもの、これも考えものです。雑談のためにわざわざ興味もない記事を金を出して読むことはありません。雑談は相槌で適当に話を合わせておけばそれで十分です。
就職活動のために読む
就職活動のために日経新聞を取っている大学生の皆さん、そんなことをしても通らないときは通らないし、通るときは通ります。私は新卒の時、銀行の就職試験を受けたとき時事問題の部分をほとんど白紙で出しました。でも合格通知が来ました。そんなもんです。
「就活の時は新聞で業界の情報を研究しておくべき」というのは、恰好をつけたい先輩が
金払ってまで出して新聞読んだ手間と金の悔しさを後輩にイキって語っているだけにすぎません。
就職面接では、時事問題の適応性よりも、
- ぱっと見の印象とイメージ
- 相手に合わせて適当に会話できるか
が重視されます。清潔感を出して人当たりのよさそうなイメージで普通におっさんと話をしていれば問題ないです。新聞を読むより、人をたらしこむ話術、そして印象管理が内定への近道です。
まとめ

本日は日本経済新聞を読むメリットについて解説しました。私も日経新聞は毎日目を通し、企業決算の状況株価、為替、商品の市況について毎日目を通しています。自分では見つけられないような金儲けのヒントが詰まっています。
日経新聞、ブルームバーグ、ロイター通信、ウォールストリートジャーナルで情報収集を行えば投資についての情報収集は抑えることができると思います。

