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証券会社の対面販売で株を買うな 手数料の安いネット証券を活用しよう

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現在は、インターネットが普及し株や投資商品の取引の仕方も変わってきています。誰でも証券会社の外交員と同じタイミングで同じクオリティーの情報を入手できるため対面販売を利用する意味はなくなっています。もちろん対面販売ならではの魅力というものもあるわけですが、手数料が高く、はっきり言って損です。

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本日は株式や金融商品の対面販売についてデメリットを中心に解説します。

対面証券とは

商談するビジネスマン商談するビジネスマン

対面証券とは、証券会社のセールスマンが直接相談や売買に応じる取引形式です。最近はインターネットの普及によりネット証券による株式売買が一般化しているものの法人取引や大口顧客、富裕層を対象とした取引では一定のニーズがあります。

証券会社は顧客に対し専門の担当者を付けます。そして証券会社の店舗での売買、電話での注文の取次、情報の提供や助言などを行います。

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株式投資を対面取引を行うデメリット

ロンドン市街ロンドン市街

株式投資を対面取引を行うには数々のデメリットがあります。これを以下に説明します。

手数料が高い

対面取引は店舗や電話で行われ、担当者の人件費もかかるので、手数料が高いことです。ネット証券と比較した場合手数料は数十倍にものぼることがあります。長期的な運用や頻繁な売買を行う場合には、手数料が大きなネックとなりリターンの足かせになります。

資産が多い顧客が優先される

証券会社の対面取引では、取引額が多い顧客が優先されます。取扱金額が大きくより多くの手数料を引き出せる顧客に注力するのは仕方のないことです。

営業担当者が頻繁に変わる可能性がある

対面取引では、営業担当者がころころ変わる場合があります。証券会社は顧客の株を売買し手数料で利益を上げます。営業担当者は営業ノルマと営業成績に追われています。儲からない顧客にはあまり優秀な担当者をあてがわないという証券会社の方針もあるかもしれません。

せっかく営業担当者と良い関係が築けたと思ったら転勤や退職、異動で担当が変わってしまい、また信頼関係の構築をやり直さなければならないといったことが起こり得ます。

営業担当者のレベルがまちまちである

営業担当者は株を売りつけるプロですが、自分の身銭をきって株式投資をしているかどうかは別です。なかには若手でもよく勉強している営業マンもいるでしょうが、知識、経験、情報量も乏しい癖にいちいち押しつけだけしてくるような担当者もいるでしょう。

取引時間が限られる

取引時間の時間が限られてしまうというのも対面取引のデメリットとなります。証券会社の営業時間内に店舗を訪れて窓口でやり取りをする必要があります。また電話で営業担当とやり取りをする必要があり、日中忙しい会社員にとって制約となります。

定期的に斡旋の電話がかかって来る

営業担当者はなんとか顧客から取引手数料を取ろうします。それが彼らの仕事でありノルマだからです。顧客を設けさせることが彼らの仕事ではありません。営業担当は顧客の売買回数を増やすためにいろいろな口八丁手八丁を弄してきます。

時には有益な情報を提供してくれることもあるでしょう。ただそれらは、所詮日経新聞、日経金融新聞、ロイター通信、ブルームバーグの情報以上のものではありません。押しの強い営業担当に当たったときは非常に面倒です。

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意向に合わないハイリスク商品を提案してくる

営業担当は顧客の要求に合わないハイリスク商品を進めてくる可能性もあります。デリバティブを複雑にかけ合わせた金融商品は設計と運用に手間がかかるため維持管理費が高い傾向にあります。それらの中身とリスク、リターンが分かりにくい金融商品を手数料稼ぎのダシとして進めてきます。

対面販売のメリット

オフィスで働く人々オフィスで働く人々

上では対面販売のデメリットを解説しましたので、逆にメリットにも触れておきます。対面販売のメリットは以下の通りです。

営業担当者がつく

顧客には営業担当者がついてくれます。銘柄選びに迷った時などには相談できます。新しい金融商品発表されれば案内してくれたりします。投資家はそれらについて、必要かどうかを判断し気に入ったものがあれば申し込むことができます。

IPOの主幹事会社が多くIPOに当選するチャンスがあがる

大手証券会社はIPOで主幹事を務めていることが多く、もし取引金額、預かり資産の金額が多ければ有利な条件でIPOに申し込めます。IPO(新規公開株)は公開初日に値上がりする確率が高く利益が出しやすいことから投資家から人気がありますが注文が殺到するため入手困難な場合が多いです。

IPOの主幹事会社は殆どが野村証券や大和証券など大手証券であり、彼らが割り当てられる株数も多いため、IPO銘柄に申し込むチャンスが増えます。IPOで株式投資の利益を狙うなら大手証券会社の口座開設をすれば有利に事が運びます。
これがネット証券にはない最大のメリットかもしれません

セキュリティ上のリスクは比較的少ない

対面販売の場合、窓口か電話でのやり取りになるため、ネット証券でありがちなパスワードの流出などのリスクを抑えることができます。

店頭取引のデメリットを回避する方法

プレゼンするビジネスマンプレゼンするビジネスマン

店頭取引にはメリットとデメリットがありますが、デメリットを回避し店頭取引をうまく活用する方法を紹介します。

店頭取引とネット証券を両方契約しネット証券で売買する

店頭取引の証券会社から得た有益な投資の判断状況を元にネット証券で自分で売買を行うという方法です。投資判断に関わる有益な情報を得ながら高い取引手数料を取られることを
回避できます。

IPOにだけ申し込む

相対取引の証券会社とは普段最低限の取引しておき、IPOにだけ申し込むという方法です。その他の株式売買はネット証券で行えば問題ありません。いいところだけは取っていきましょう。

投資勧誘はしてこないように担当者に強く言う

投資情報はほしいが投資勧誘の電話はしてきてほしくない場合はその旨をはっきり伝えましょう。投資情報の判断材料がほしい場合はこちらから連絡する。仕事が忙しいし、電話を掛けてくるのは迷惑だからそちらから電話連絡してくることは控えなさい。と念押ししましょう。

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まとめ

相談する会社員相談する会社員

本日は証券会社の対面販売についてデメリットを中心に解説しました。

現在はネット環境が整い、以前では証券会社に勤務する営業マンしかアクセスできないようなニュースや情報が誰でも入手できるようになりました。おそらく彼らが持っている情報もロイター通信、ブルームバーグ、や法人契約している投資情報会社からの提供情報、自社の情報部門、日経金融新聞等のメディアから得ている二次情報に過ぎないでしょう。

この程度ならこれらの情報を個人契約したりすることで同様のタイミングで情報を得ることができますし海外の情報であれば外国語を勉強すれば、日本語に翻訳される前のタイミングで一次情報を掴むことが可能です。

またネット証券では手数料の競争がいまも続いており、相対取引の何十分の一の手数料で株式や投資信託を売買できます。相対取引で活用できるメリット、例えばIPOの当選確率が上がる等を活用してダシを吸う意味はありますが普段の株式売買はネット証券で十分というのが結論です。

証券会社の担当者といっても大学では金融や経済とは全く関係ない学部を勉強していただけのただの兄ちゃんです。自己資金を投入して金融市場でリスクを取ったこともない素人の兄ちゃんが知ったかぶりして手数料をかせごうとあがいているにすぎません。上司に言われてノルマをあてがわれ、株を売らされているだけの可哀そうなただの賃金労働者です。

投資は自己判断で行いましょう。投資家は自分の経験と知識を蓄積し自己判断能力を自分で磨きより安い手数料のトレード方式で自分の資産の極大化を追求し続けましょう。

ウォールストリートジャーナル
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こんじゃるか
こんじゃるかブログを運営しているサラリーマン投資家です。中堅私大を卒業後、中小企業に就職、27歳で退職後大学院進学、大学院卒業後2011年から現職です。うつ病で休職→復職→再休職も経験してます。投資を始めFXを中心に、投資信託、高配当株、ソーシャルレンディングで資産運用中です。節約術も紹介します。
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