皆さんは中学生や高校生のころクラブ活動をしていましたか?
「もともと興味があるスポーツのクラブがあった」人もいれば、私のように「学校の決まりで何かのクラブに入らなければならない」とルールがあるけど、文化系のクラブに入るとオタクと思われるから、という理由で興味もないスポーツのクラブに入った人も多いと思います。
クラブ活動は一生の思い出になるという人もいますがそれは嘘です。「部活はあほのするものである」というのが結論です。
今回は学校でクラブ活動をすることがいかに愚かで人生と時間を無駄にし、リターンのない行為かを理由を挙げて解説します。
目次
クラブ活動「部活」とは
部活とは中学校や高校で授業以外に所属して行うクラブ活動のことです。部活にはいろいろありますがこのブログで特に論じるのは運動部や吹奏楽等時間拘束の多い部活を指します。
日本の学校、特に中学校ではほとんどの生徒が何らかの部活に所属しています。なんらかの部活動に強制加入というところも多いと思います。
私もなんらかの部活に所属しなければならないと聞いていろいろ悩んだものです。楽そうでましそうな部活を比較検討した記憶があります。
部活はあほがするものであるという理由

私は部活はあほのするものであるという持論を展開しています。ここでは部活はあほがするものであるという理由を解説します。部活はあほがするものという理由は以下の通りです。
時間の浪費だから
部活をやるのがあほな理由として筆頭に挙げられるのは「時間の浪費だから」です。部活は授業が終わってから毎日やるところが多いようです。
土曜日も、あほな部活は日曜日までやります。人生一度しかない大事な時間を部活のようなあほなことのためにあほみたいに使うのは愚かの極みです。
勉強する時間が減るから
部活をすると普通に時間を取られます。運動部は体力を消耗しますので練習後もぐったりしてしまいます。ですから勉強する時間が減ってしまいます。
将来を見据えて考えると学生がやるべきことは勉強です。勉強を頑張ってできるだけ偏差値が高く知名度が高い大学に入ることが最重要なことです。これは当事者がなかなか気づかない部分かと思います。
日本も海外も学歴社会です。人生の効用を最大にしようとするならば勉強をすることが学生の最適解です。
お金の無駄だから
部活にはお金がかかります。ユニフォーム、道具、部費、交通費等です。将来プロ選手となるならともかく、部活しているほとんどの人は大人になったそのスポーツや活動をしません。なのにその無駄な活動に金を使うというのは愚か以外の何物でもありません。
そもそも何の役にも立たないから
「部活は必ず何かの役に立つ」「部活で頑張った経験は一生の財産」という嘘をつく大人は現在の世の中にもまだいます。ですが本当のことを言うと、部活での経験はくその役にも立ちません。社会人になっても同じです。
上下関係は別にみにつかないし、継続力や忍耐力は身に付きません。体力はその時は向上しますがやめると元に戻ります。意味ないです。
大人になるとスポーツをやらなくなるから
部活をやっているときは一生懸命がんばって、これが一生の何かにつながるものだと信じているでしょう。でも実際に社会人になって部活でやっていたスポーツを続けている人は果たしてどれくらいいるでしょうか。
実際にはほとんどいないことを私は知っています。部活をやっているときはサッカー選手やプロ野球選手を目指してがんばるのでしょうが、実際にはほとんどの人がサラリーマンにになります。そして勤務、通勤、結婚して家事と育児に追われて社会に埋没します。
趣味で集まって週末にスポーツができたら御の字です。ほとんどの人がスポーツをやらなくなります。
部活で身に着くぐらいのことは他のことでも身につくから
部活で身に着くといわれる上下関係やコミュニケーション能力、リーダシップは部活でなければ見つけることができないような特殊なスキルではありません。
部活のメリットを強調するあほのひとがいう部活で身に着けることができる能力は、実際には普通に生きていれば身に着けることができることばかりです。
やりたいことがあれば習いに行けばいいから
興味ないクラブしかなかったら部活をしても仕方ないです。やりたいスポーツがあればそのスポーツ教室に行けば習うことができます。部活をする必要性はありません。
部活で少々活躍したくらいではプロになれないから
部活で少々活躍してもよほどのマイナースポーツではない限り国体選手やオリンピック選手、プロの選手にはなれません。
私が中学生のころ、サッカー部入った同級生はみんな「将来はJリーグの選手になりたいです」と言っていましたがJリーグの選手になった同級生は一人もいません。それどころか部活でやっていたスポーツをプロとして行っている同級生は一人もいません。
プロやトップアスリートになれないのに頑張っても意味はありません。「頑張ることに意味がある」は嘘です。意味はありません。
部活をやることで失うもの

部活はあほがするものである理由を上で説明しましたが、ここでは部活をすることにより失うものを解説します。部活をすると失うものはたくさんあります。それらは以下のようなものです。
勉強する時間
部活をすることで失われる人生に最も大きな影響を及ぼすものは時間です。勉強する時間です。部活を一生懸命頑張ってもその頑張りが将来に影響する割合はごくわずかです。
でも勉強を頑張るか頑張らないかは生涯年収や人生の充足の総合計に大きな影響を与えます。人生に大きな影響を与える部分を捨てて、やってもやらなくてもどうにもならないことに時間を費やすのは愚かです。
勉強する体力
勉強をするには集中力や体力が必要です。部活をしてしまうとそれで体力を消耗してしまい勉強するために残しておくべき活力が枯渇してしまいます。
体力は有限です。体力を部活で消耗してしまうわけにはいきません。勉強や人間関係を操縦する技術の習得など人生の効用を最大化する方向に向けるべきです。
学歴を失う
部活をやることで日刑してしまい日ごろの授業の予習復習ができないと、偏差値の高い大学に進学できる可能性が下がります。これが部活をやる最大のデメリットです。
部活は人生全体にほとんど影響を与えない無駄な行為ですが学歴は人生全般に対して影響を与えるものです。部活ごときのために名声のある大学に進学できなかったら最悪です。
部活の実績が将来のやつに立つことはありません。就職活動で「部活を頑張りました」と言っても何のアピールにもなりません。学歴なんて関係という嘘を信じないでください。学歴フィルターは依然として存在します。生涯年収と学歴とは相関関係があります。
所得の低い人間は総じて低学歴で所得が高い人間は学歴が高い傾向があるわけです。部活で学歴を失うとリカバリーに投入量が必要になりますので部活はやらないほうがお得なんです。
人生で大成する確率を下げてしまう
部活に魂をつぎ込んで学歴をおろそかにしたり、そこで得られる有能な人材やつながりを棒に振ることでうける損害は膨大です。短い人生で大成する確率を大きく下げてしまうでしょう。人生を棒に振ってしまうと言っても過言ではありません。
部活をしない場合のデメリットについて

部活をしない場合のデメリットを挙げる人はいますが、私は部活をしないことによるデメリットはないと断言します。
ですが部活をしないデメリットを挙げた以上、部活をしないデメリットも書かなければ不公平な見方になってしまいますので一応わざわざデメリットにも言及します。部活をしない場合のデメリットは以下の通りです。
友達ができにくい
部活をしないと部活で友達と知り合える機会を逃すという考え方がありますが、友達は部活をしなくてもできます。この意見は無視してOKです。
生活の張り合いがなくなる
部活をしなければ生活の張り合いがなくなるという考え方がありますが、部活をしなければ生活の張り合いがないなんて何と情けなく味気ない人生なのでしょうか。部活をしなくても人生の張り合いはあります。
社会経験がつめない
部活は社会経験を積む場ではありません。社会経験は日常生活で普通に積むことができます。
就職や進学で不利になる
部活をしなければ就職や進学で不利になる、これはただの脅しです。実際には試験の点数や面接での印象で決まるものです。部活は関係ありません。
部活をするな、勉強しよう

部活を頑張ったらいつかは人生の糧になる、という嘘をつく大人が今でもたくさんいるのには驚きます。いつ人生の糧になるのか?どのように糧になるのか?それは投下労力に見合ったものなのか?聞いてみてください。煙に巻かれて受け流されるのが落ちです。
そんなことよりも勉強しましょう。勉強して難関大学に入学しましょう。そうしればその勉強は人生の糧になります。旧帝大、関東か関西の難関私立を目指して頑張りましょう。あるいは海外のトップ大学に正規留学するのもいいでしょう。
どうしても部活をやらなければならない人へ

どうしても何かの部活に所属しなければならない、そういう場合には楽な文化系のクラブに所属しておきましょう行かなくても大丈夫です。所属だけしていればOKです。
部活はあほのすることであるのまとめ

今回は部活をすることがあほのすることであるということについて解説しました。自分の人生の一部のように部活に打ち込んでいる皆さん、部活はあほのすることです。すぐ退部しましょう。
やりたいことがあるんだからすきなようにやればいいじゃないか、私はそうは思いません。そうは思わないからこのブログをしたためています。若い頃に全力で頑張ることは部活ではありません。学問です。部活を頑張っても何の得にもなりません。
「部活を頑張っておいて具体的によかった」という話を大人になって聞いたことはありません。部活をして後悔した人はたくさんいるでしょうがたぶんみんな言わないだけです。
部活を最期までやり切って何になりますか?ただそれだけです。
最後にもう一度言います。部活はあほのするものです。
