本日も株主優待のお話をしたいと思います。本日紹介する会社はマルシェです。
本日はマルシェ株式会社の株主優待について解説します。
マルシェとは
マルシェは1972年に設立され、「酔虎伝」や「八剣伝」など居酒屋チェーンを中心に、「串まん」「八右衛門」などのレストランを経営する会社です。店舗は東海圏、関西圏を中心に店舗を展開されており、本社は大阪市阿倍野区にあります。
配当と優待内容
年間配当は、1株当たり10円。100株保有するとさらに株主優待制度として、年2回3000円分の食事優待券が送られてきます。
2020年1月15日の株価は782円ですので、100株保有するには78200円必要です。
- 配当=10円
- 食事優待券=6000円(3000円×2回)
配当+による優待合計額は7000円となり、
配当+優待合計利回りは8.9%となります。
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投資と判断基準
有名株主優待投資家の桐谷広人さんによる、投資すべき株主優待株の判断基準である、
配当優待利回りの合計が4%以上であることという条件も満たしています。
会社の基礎データをチェック
マルシェのwebsiteで会社の基礎データ、業績推移、配当推移を確認してみました。業績は順調に推移しており、問題ないと判断します。
配当権利確定月
配当権利月は毎年、3月末、9月末の年2回です。配当と合わせて、3000円の食事優待券がそれぞれもらえます。
マルシェへの投資について
人手不足の外食業界、人件費のコストは上昇傾向にあるでしょうが、売り上げ推移、経営状況を確認したところ、大化けはしないものの、業績の急激な低迷の心配も低そうです。但し、業績の急拡大も見込めないことから、株価が大きく上昇する可能性は低いと考えます。
株主優待は年2回、3,000円相当の食事券がもらえますが1回の飲食につき、一人1枚の使用までとなっています。桐谷さんの場合、これを3回にわけて使いながら生活していくのでしょうか。家族で食事に行く際に使えれば元が取れると思います。
まとめ
今回は、大手居酒屋チェーンのマルシェについて解説しました。株価に対して優待食事券の利回りが大きく、マルシェが経営する居酒屋が近くにある方には魅力的な投資先だと言えると思います。
この情報が皆さんの株式投資、節約術のお役に立てれば嬉しいです。