本日も株主優待のお話をしたいと思います。本日、オリックスから証券会社に配当が振り込まれました。
私は100株を保有していますので、入金された金額は3,500円(税引きで正味2,789円)です。今日はオリックスについて解説します。
オリックスとは
オリックスの事業とは、法人金融サービス、メンテナンスリース、不動産、事業投資、リテール、を行っている本社を大阪においている大手総合リース企業です。
オリックスが行っている事業は、リース会社を始め、銀行、クレジット、不動産、保険、そしてパリーグの野球チームオリックスバファローズの親会社でもあります。
社名は1989年までは、オリエントリース株式会社でしたが現在はオリックスとなっています。主要子会社は、オリックス銀行、オリックス生命保険、オリックス不動産などがあり金融ではカードローンも運営しています。
配当と優待内容
年間配当は、1株当たり76円。100株保有するとそれに加えて、さらに株主優待制度として、株主カードがもらえます。
株主カードを保有しているとオリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用できます。以下に例をあげます。
- ホテル、温泉旅館を優待割引で利用
- ふく料理 春帆楼(下関のふぐ料亭)ドリンク1杯無料
- 京都水族館、すみだ水族館、新江の島水族館入場料10%オフ
- 有料老人ホーム、高齢者の住まいの入居費用割引(30万円、50万円)
- オリックス野球ゲームを優待価格で観戦
- 宇都宮セントラルクリニックでの人間ドック各種コースを優待価格で利用
- オリックス自動車で個人向けカーリースを利用するとカーナビゲット
- オリックス自動車でのレンタカー費用基本料金30%オフ
- オリックスカーシェアリング新規入会で割引
- オリックスU-carでオリックス認定中古車購入で表示価格より3万円オフ
そして、株主優待の目玉になるのが、ふるさと優待です。オリックスグループの取引先の商品をカタログギフトにしたものであり、毎年3月末に株式名簿に記載のある株主にカタログギフトが送られてきます。
- 保有期間3年未満の株主には、5000円相当
- 保有期間3年以上の株主には、1万円相当
のカタログギフトをゲットできます。
2019年12月4日の株価は1797円ですので、100株保有するには179700円必要です。
- 配当=7600円
- カタログギフト=5000円
配当+カタログギフトによる優待合計額は12600円となり、配当+優待合計利回りは7.01%となります。
投資と判断基準
有名株主優待投資家の桐谷広人さんによる、投資すべき株主優待株の判断基準である、
配当優待利回りの合計が7%以上であることという条件も満たしています。
会社の基礎データをチェック
オリックスのwebsiteで会社の基礎データ、業績推移、配当推移を確認してみましたが、業績は順調に推移しており、問題ないと判断します。
配当権利確定月
配当権利月は毎年、9月末と3月末の年2回。カタログギフトをゲットするためには3月末の株主名簿に載らなければなりません。
カタログギフトは、3月末の権利確定です。
まとめ
今回は、株主優待で有名な優良企業オリックスについて解説しました。カタログギフトは3年未満の株主の方は5000円ですが、3年以上連続して保有すると1万円相当のカタログギフトをゲットです。これを逃す手はないと思います。
この情報が皆さんの株式投資、節約術のお役に立てれば嬉しいです。