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FXの投資戦略 スキャルピング~ファンダメンタルズ投資

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外貨FXには、ファンダメンタルズ投資、スキャルピングなど様々な投資戦略があります。これらはもともとヘッジファンドが株式投資、外貨投資、債券投資に使う戦略と共通しているものであり、本日解説する投資戦略もそれらのものから引用しています。

外貨FX
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ヘッジファンドによる投資も外貨FX投資も、流動性のある投資標的物に、レバレッジをかけて投資を行うという点では共通しており、戦略として十分に応用できます。

本日は、FXの投資戦略について解説します。

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外貨FXの投資戦略

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外貨FXの代表的投資戦略は以下の通りです。

ファンダメンタルズ投資

ファンダメンタルズ投資とは、経済のマクロ状況(全体の状況)を分析し、投資標的物が動く方法を大きな目線で予測し、そのバイアスに沿った方向に投資を行う方法です。グローバルマクロという、世界経済の趨勢を予測する投資戦略とも共通項があります。

長期視野で経済を分析するため、投資期間は長期となります。投資期間が長期となるため、経済が予測通りの動きをし、投資標的物が予測通りの動きをすれば大きな利益を得ることができます。また、投資期間が長いため、1年あたりの利益率は小さくなる傾向にあります。

長期間に渡り、ファンダメンタルズが予想通りに推移するかどうかは不確定のところが多く、経済状況が大きく変われば大きな変化があるため、定期的な戦略見直しを行う必要があります。

ファンダメンタルズ投資は、株式や金融派生商品の価格は、長期的には経済状況に応じて合理的な価格に収斂するという思想を前提とする投資戦略です。

FXでは、人口減少を伴う経済収縮が起こる日本円を売り、移民移入による人口増加と経済規模の拡大が続く米ドル円を買う、という流れが一般的です。但し、円安ドル高は日本の貿易黒字、投資による黒字により日本に還流する円が、外国へ再投資されることを起因するものが大きいため、リスクオフ時には円が買い戻され、円高の独壇場となります。

テクニカル投資

チャートを分析して過去の値動きから未来を読み解こうとする投資手法です。金融商品の価格の値動きにはある程度の再現性があることから、テクニカル分析を重視する投資家も多数見られます。ただし、将来の値動きが過去の値動きと相関したものであるとは限らないことから、テクニカル分析を否定する投資家もいます。

レンジ相場での買われすぎ、売られすぎなど、人間の主観、恣意的な投資判断を排除し客観的な判断を行いたい場合に利用価値がある投資手法です。

FXではトレンドの始まりと終わり、レンジ相場での売られすぎ、買われすぎを判断する客観資料として見るべきものがあります。

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スワップ派トレード

金利の高い通貨を買い、金利の安い通貨を売り建ててスワップポイントという金利差を日当たりで享受するという投資方法です。2004年から2007年ごろに、キャリートレードとして持てはやされた投資手法です。

当時は、米ドルの金利が5.25%、豪ドル金利が7%ほどあり、日本円との金利差が大きかったことから多くの機関投資家、個人投資家までこれを行っていました。現在は先進工業国で高金利な通貨が減っているため、利益を狙いにくい相場となっています。少しリスクを取り、トルコリラやメキシコペソなどを使うスワップ派トレードは今でも通用します。

スワップ金利をうまく使えば、コストが低い外貨預金のような投資ができます。

ただし、金利が高いということは、通貨がインフレを起こしているということであり、インフレが起きているということは通貨の価値が毎日目減りしているということを意味します。

よって、論理的に考えると、スワップポイントを考慮してゼロサムゲームというFXの概念に変わりなく、そこを考慮に入れながらポジションをとる必要があります。

外貨FXでは日本円を介さない通貨ペアも取引できることから、私は個人的にはスワップポイントを享受するこの投資法は今でも機能すると考えています。

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スキャルピング

数秒単位~数分単位までごく短い期間ポジションを保有しながら利益を積み重ねる投資手法です。その日のうちにポジションを手じまう投資手法であるデイトレードと同じような概念です。

外貨FXの場合、主要通貨同士の通貨ペアでは一回の取引にかかる手数料(スプレッド)が極めて小さいため、ドル円などではスキャルピングを行い利益を稼ぐことが可能です。

保有期間が短いということは価格の変動も少ないということであり、利益を上げるには、そこそこのレバレッジを掛けるか、大きな資金を動かす必要があります。損切やストップロスを有効に使えば、リスクを限定して利益を取ることが可能です。

但し、これを行うには常時画面に張り付く必要があり、サラリーマンには難しい投資手法です。

スイングトレード

数日間~数週間という中期間の時間軸を使い、投資を行う投手手法です。スキャルピングとファンダメンタルズ投資の中間的位置づけです。

イベントドブリン

中央銀行による利下げ、利上げ、経済指標の発表、経済政策の発表、地政学的リスクが発生するイベント(ミサイル発射、戦争勃発)などを見越したり、その後に発生する投資標的物の過剰反応の収斂に便乗して利益を取る投資手法です。

確たる情報があれば高い確率で利益を狙うことができます。イベントの発生を予測することが難しい場合、イベント発生からの収斂を利用することもできます。

デメリットは、イベントが何も発生しない場合、または市場がイベントによる価格変動を織り込み済みの場合、利益を狙う機会が失われることです。

システムトレード

予めインプットした買い、売りの指示に従い、自動的に売買行為を行うという投資方式です。投資家の感情移入を排除した取引を自動的に行うことができます。有効な設定を行うには、そこそこのバックデータを蓄積する必要があります。設定した売買指示と想定した相場観から外れた値動きが発生した場合、大きな損失を被るか、利益を取り逃がすこともあります。

マルチストラテジー

一つの投資戦略に囚われず、状況に応じて臨機応変に投資を行おうという投資戦略です。臨機応変はよいことですが、感情や恣意的な情報に流されやすい一面を持っています。現実的はほとんどの場合、主軸となる投資戦略を維持しながら、一部で臨機応変に対応することは、投資家の誰もが行っていることと思います。

私の場合、

  • プラスのスワップがでる通貨ペアのポジションを取る
  • 超長期的に円安方向であることを念頭に置く
  • 売られ過ぎ、買われ過ぎを見極めながらスイングトレードを行う

というマルチストラテジーを採用しています。

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まとめ

米ドル米ドル

これまでの15年間で私が見てきた外国為替の世界をまとめると

  • 投資標的物の価格は投資理論が言うほど合理的ではない。
  • 投資標的物の価格は短期的には大多数の群集心理で決まる。
  • 投資標的物の価格は超長期的にはファンダメンタルズを反映する
  • 過去から将来を完全に把握することはできない。
  • 過去の実績について多少の再現性はあることは認める。
  • 短期的な行き過ぎはより戻しが起こることが多い。

となります。日々研究です。

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こんじゃるか
こんじゃるかブログを運営しているサラリーマン投資家です。中堅私大を卒業後、中小企業に就職、27歳で退職後大学院進学、大学院卒業後2011年から現職です。うつ病で休職→復職→再休職も経験してます。投資を始めFXを中心に、投資信託、高配当株、ソーシャルレンディングで資産運用中です。節約術も紹介します。
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