こんばんは。サラリーマン投資家のこんじゃるかです。夜はブログを書いたり、FXで外貨をトレードしたりしていますが昼間はサラリーマンをしています。
今日は会社に年末調整の資料を提出してきました。年末調整は、年末11月ごろに会社から配られる紙に必要事項を書いて、提出しなければならないよくわからない資料と認識されている方もおられると思います。去年まで私もそうでした。今回は、年末調整の意味というのを確認したのでまとめてみたいと思います。
年末調整とは
年末調整とは、支払うべき税金の過不足を清算する手続きであり、払い過ぎていた税金が還付されたり、また支払い不足であった税金を追加するための調整のことです。
(2024/11/21 17:43:59時点 楽天市場調べ-詳細)
目的
本来、従業員を含めた納税者は全員確定申告をしなければなりませんが、それを行うと税務当局の負荷が一時的に高まりすぎて、処理できない状況になります。そのために、会社の従業員の方の納税調整のとりまとめを会社が行う、という制度です。
税務処理を簡略化するための制度ではありますが、従業員にとっても、確定申告を省略でき、事務手続きを簡単にできるというメリットもあります。
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提出した資料
本日私が提出した資料は以下の6件です。
- 給与所得者の配偶者控除等申告書
- 給与所得者の保険料控除申告書
- 扶養家族の生命保険支払証明書
- 扶養家族の個人年金支払証明書
- 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 給与所得者の扶養控除を受けるための添付資料
です。
私個人については、生命保険は加入していないので生命保険支払証明書はありません。生命保険に加入していない理由は、金融資産があれば加入の必要はないと思っているからです。
ですから、生命保険と個人年金については、扶養家族分となります。
年末調整ができる控除
年末調整ができる控除は以下の通りです。
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社会保険、生命保険など
- 生命保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 個人年金保険料控除
- 地震保険料控除
- 社会保険料控除
扶養控除など
- 配偶者控除
- 扶養控除
- 障害者控除
- 基礎控除
- 配偶者特別控除
年末調整ができない控除
年末調整では上の項目の控除を申請できますが、以下の控除は取り扱えません。
- 雑損控除(各自計算が必要)
- 医療費控除(薬局チェーン店で購入した市販薬、通院の交通費などの集計が必要)
- 寄付金控除(ふるさと納税等)
今年はふるさと納税に初チャレンジ。蟹をもらいました。
住民税の控除を受けるには、確定申告を行うか、ワンストップ特例制度を行う必要があるので注意が必要です。
ふるさと納税に興味のある方は以下の記事もご覧いただけます。
まとめ
年末調整は、会社から配布された記入例を見ながら、スムーズに行うことができました。
扶養家族の収入見込みは、概算金額を記入しなければいけないので、毎年書き方に戸惑ってしまいますが、必要な証明書を集めていたので、比較的スムーズに記入できたと思います。書き方に疑問がある方は、会社の経理に聞いてもらえれば丁寧に説明を受けることができます。
節税のために、必要な事象、資料は日ごとから的確に整理収集しておきましょう。今後機会があれば、ふるさと納税による寄付金控除、医療費控除について説明の記事を作りたいと思っています。
皆様の節税や資産形成にこの記事がお役に立てれば幸いです。