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会社で受けられるうつ病への配慮

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うつ病等の精神疾患を持ちながら働いている皆さん、毎日ご苦労様です。皆さんは職場でどのような配慮を受けながら働いていますか?

私はうつ病を患い休職と復職を繰り返すようになってから、職場からいろいろな配慮を受けながらなんとかフルタイムで働いています。

でも中には、うつ病や精神疾患を患いながらも合理的配慮を受けることができることを知らず会社を辞めてしまおうと考えている方もいるかもしれません。今回は会社で受けられるうつ病や精神疾患の患者に対する合理的配慮について解説します。

うつ病で受けられる合理的配慮

ミーティングミーティング

うつ病で会社から受けられる合理的配慮には以下のようなものがあります。

自由に休憩できる

うつ病でありがたい配慮には、「自由に休憩できること」が挙げられます。無理しないように、くたびれてしまわないように、自由に休憩をとっていいという配慮は、疲れやすく、気分の変調が激しいうつ病の方にとってはありがたい配慮です。

静かな個室で休憩できる

うつ病等の精神疾患を持っている方は周囲に気を使いすぎたり、雑音に敏感であったりします。また世間話も苦手でおしゃべりをしていては休憩にならないという方もいます。そのような場合に申し出れば静かな個室を休憩場所として提供してもらえます。

使用していない会議室、応接室、食堂の片隅、保健室のベッド等を休憩場所として利用させてもらえれば静かに休憩でき、精神疲労を抑えることができます。

調子が悪い時は保健室で横になれる

会社に保健室や休養室、仮眠室が設けられている場合、調子が悪い時はそこで横になることができます。

とくに休養室については、労働安全衛生規則と事務所衛生規則で、「事業者は、常時50人以上または常時女性30人以上の労働者を使用するときは、労働者が臥床することのできる休養室または休養所を、男性用と女性用に区別して設けなければならない」と決められています。

休養室の利用はうつ病の方だけに限らずだれでも使えるものですが調子のブレが大きいうつ病の方にとってはありがたいものです。

電話を取らなくてよい

電話を取るのはものすごいストレスがかかります。相手の名前がディスプレイででるならまだしも、誰からかかってくるかわからない電話を都立長ければならないのは嫌です。特に思考を止められるというのは精神疾患をもった人がとても苦痛に感じることです。

うつ病でマルチタスクが苦手になっていることをあらかじめ上長に伝えれば、電話を取らなくてもよいように配慮をしてくれます。

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体調不良で当日休暇をとれる

うつ病を会社に伝えている場合、体調が安定しない中で働けるように配慮してもらえます。
うつ病で困るのが朝起きた時の抑うつ気分と倦怠感や頭痛です。これは朝起きるまで分からないことが多いです。

前日に有給申請をすることができない場合もあります。その際には朝電話して体調不良である旨を伝え病気休暇を取ることになります。うつ病による体調の変動を伝えている場合、急な休みに対して理解と配慮を受けることができます。

業務負荷を軽くしてもらえる

うつ病を発症し通院していることを会社に伝えると、業務負荷を軽くしてもらえます。会社の上司、上司に直接伝えにくい場合には保健師に体調不良を伝えましょう。

そうすれば業務負荷を下げてもらえ、残業をしなくてもよい程度の業務量にしてもらえます。これは会社に課せられている安全配慮義務に基づくものです。

管理職をしなくてよい

うつ病や精神疾患にり患した人にとって部下を管理したりマルチタスクを行わなければならない管理職という業務はとても大変あり、とても務まるものではありません。

また負荷が高くなり、再休職に陥ったとなれば会社は安全配慮義務を怠ったとして損害賠償を請求されるリスク負います。

ですからうつ病を発症した従業員には管理職をさせないという会社が多いです。ということはうつ病を患えば、管理職にならなくてもよくなるということです。管理職になれば手当が増えますが残業代が支給されなくなり、働かされ放題どころか、働かさせられ放題になります。

固定給で無限に労働を強要されるのは損です。うつ病になれば管理職という損な役回りをしなくても済みます。

責任の重い仕事から外してもらえる

うつ病の合理的配慮には業務負荷軽減というものがあります。簡単にいうと責任の重い大変な仕事をしなくてもよいよう取り計らってくれるということです。こうなれば仕事は楽です。同じ給料をもらうなら仕事は気楽で楽ちんにこしたことはありません。

休日出勤しなくていい

うつ病に罹患している人は日常生活で特に疲れやすく、仕事をしているとなおさら疲労が蓄積します。休日出勤をさせてしまうと休息の時間が減り、体調を崩しやすくなります。

そのためうつ病を発症し通院していることが分かっている従業員には休日出勤をさせないように会社は配慮を行います。

残業しなくてもいい

うつ病は仕事をしているだけで精神と体力を消耗します。業務負荷が高ければ体調を崩し再休職に陥ってしまう可能性が高い一群です。

会社もそれを理解しているので残業はしないで業務ができるように配慮をしてくれます。ですからほかの人が残業をしていても時間が来たら堂々と退勤できます。

リモートワークができる

うつ病を患うと会社に出社して同僚と一緒に働くととても疲弊します。自宅であれば落ち着いて仕事ができるという方であれば勤務体系をリモートワークにしてもらうという方法があります。

リモートワークなら会社で電話を取る必要もなく音楽を聴きながら仕事をしても見つからないし、昼寝をしてもばれません。ドラマを見ながらくつろいで仕事をすることができ楽にお金が稼げます。

うつ病の合理的配慮についてのまとめ

ミーティングミーティング

今回はうつ病を発症した従業員が会社で受けられる合理的配慮について解説しました。

企業は障害者を一定の比率で雇用する義務を負っており、雇用した際には合理的配慮をする義務を負っています。また障害者であることを理由にする待遇の差別が禁止されています。

うつ病などの精神障害を負っている方にとってはこの環境を活用しない手はありません。うつ病などの精神疾患に対する合理的配慮を積極的に活用していくことで働きやすく、得に、楽に、賃金を得て安定した経済状況と豊かで充実した生活環境を作っていきましょう。

このブログが精神疾患を抱える皆様の参考になれば幸いです。

ABOUT ME
こんじゃるか
こんじゃるかブログを運営しているサラリーマン投資家です。中堅私大を卒業後、中小企業に就職、27歳で退職後大学院進学、大学院卒業後2011年から現職です。うつ病で休職→復職→再休職も経験してます。投資を始めFXを中心に、投資信託、高配当株、ソーシャルレンディングで資産運用中です。節約術も紹介します。
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