先日、新型コロナウイルスの影響で株価が下落したので、前から目をつけていた総合商社の双日株を買ってみました。
配当利回りが高くなっていることから、配当狙いの高配当投資というスタンスです。本日は双日株式会社について解説します。
双日株式会社とは
双日は7大商社に名を連ねる総合商社です。本社は東京都千代田区にあります。ちなみに7大商社とは、三菱商事、三井物産、豊田通商、丸紅、伊藤忠商事、住友商事、双日です。双日はその中で第7位の売り上げの規模です。
他の6社に比べると売り上げ規模は後れを取ります。純利益についても同じく7位です。売り上げの比率としては、エネルギー・資源が1位となっている平均的な構成が特徴です。
配当利回りについて
2020年3月27日の双日の株価は、1株当たり267円です。単元株は100株ですので、一ロット購入するには、26700円が必要です。双日株式会社が予定している2020年の配当予定は年間17円ですので、配当利回りは、6.37%です。株主優待はありません。
業績予想
双日株式会社の業績予想を見ていました。
現在双日が予想している業績予想としては堅調な経営が継続されることが見込まれます。但し、総合商社の売り上げと利益という物は、毎年相当大きく振れることが一般的です。なぜなら、エネルギー価格、資源価格の変動の波を大きく受ける経営体質だからです。ですから会社の公表している業績予想が当たる可能性は低いことを認識しておく必要があります。
まとめ
今回は総合商社の一角(7位ですが)である双日株式会社について解説しました。現在総合商社で配当利回りが高くなっているのは、住友商事と双日です。私は今回、1ロットあたりの金額の低いさと値ごろ感から、双日を保有してみることにしました。
会社が公表している業績予測は好調な業績となっていますが、新型コロナウイルスの影響が業績にどの程度反映されるのかわからないところがあります。但し、現在の株価は、業績、配当利回りから考えて、割安と判断しています。
会社がある程度黒字を継続し、そこそこの配当を出し続けるならば、長期保有してもいい銘柄としても双日を選んでいます。高配当銘柄の追加、分散投資の一環として、商社系の株の組み込みを考えておられる方は検討してみてはいかがでしょうか。